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[PTA]PTA会員研修会(広報委員会レポート)

2023/1/16

 1013日、PTA会員研修会のため、保護者、教職員89名が大阪大学(吹田キャンパス)に訪問させていただきました。

 第1部では、本校からの進学先として希望が多い工学部の工学部長・大学院工学研究科長 桑畑 進先生及び大学院工学研究科教授 倉敷 哲生先生にご登壇いただきました。桑畑先生からは、機知に富んだユーモア溢れる内容で自己紹介があり、大学やキャンパスの紹介、入試状況や大学院への進学、また就職の現状など大阪大学YouTube公式チャンネルを活用いただきながらご説明をいただきました。また、倉敷先生からは、大学生時代に応援団として活躍されたエピソードを踏まえながらの自己紹介と「未来の自分から今の自分、今の自分から過去の自分」にメッセージを送る時間の概念を使った『将来可能性教育』をテーマにレジュメに沿ってご説明をいただきました。先生方からは、分野融合・産学官連携により教育や研究を推進しておられることが印象的で、これからの展望などを伺うことができました。  第2部は、身近な存在であります本校卒業生との交流会で、2年生1名、3年生2名、修士課程2年生3名の計6名の工学部専攻の卒業生の皆さんにお越しいただきました。志望理由や専門分野などの自己紹介をされたのち、パネルディスカッション形式による学部の魅力、将来したいこと、クラブ・サークル活動・アルバイト、通学・下宿、食生活などの学生生活全般について、最後に本校在学生へのアドバイスと保護者へのメッセージを語っていただきました。これまでの学生生活を振り返り、学んだこと、考えたこと、これからの進路のことなど、ふだん聞けないような率直な生の声を聞くことができ、貴重な時間となりました。一保護者としまして、「本人がわかっているので見守って欲しい」「話を聞いてくれるだけで嬉しい」「信じてあげてほしい」という保護者へのリアルなメッセージは真摯に受け止めるものでした。また、卒業生の皆さんにとっても、それぞれが身を置く環境に対して、そこにいる意味を問い直し、その先の将来像や自身の大切にしたいものについて考える機会となったのではないでしょうか。  最後の行程第3部では、秋晴れの心地よい空気を吸いながら、落ち着いた雰囲気の漂うキャンパス内を卒業生の皆さんに案内していただきました。緑豊かで広大な敷地では、あちこちで在学生たちと出会いすれ違いました。期待感に包まれた様子や落ち着いた表情は、学内の充実した教育環境ゆえであるとともに、歴史がおのずと創り出す誇りによるところも大きいものだと感じました。  今日、子どもを取り巻く社会状況は、めまぐるしく変化しています。将来が見通せない社会状況の中で、どのようなアドバイスを与えたらよいのか自問自答している中、今回このような貴重なお話が伺え、大変有意義な日となりました。最後になりましたが、丁寧に対応してくださった関係者各位にお礼を申し上げます。

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滋賀県立膳所高等学校