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[PTA]写真班

2022/10/17

「この一瞬を切り取りたい!!」
湖風祭の前日、写真班の取材に行って来ました。写真班の作品展示や湖風祭の準備で忙しい最中にも関わらず、私たちの取材に丁寧に応えてくれました。
写真班は、1年生8名、2年生6名、3年生5名で毎週火曜日に活動しています。兼班の班員も多いため、一堂に会する機会は少ないけれど、先輩・後輩の区別なく皆でワイワイ楽しく活動しているそうです。撮影に関しては、個々で行うことが多いが、希望者を募って行うこともあります。学校行事や他班の練習試合の撮影、他校との交流撮影会(今年は6月に長浜にて)、高等学校総合文化祭への出品や京阪膳所本町駅にあるZギャラリーへの展示など活動範囲は多岐に渡ります。
8年連続県大会を突破している滋賀県高等学校総合文化祭には、毎回20枚を選び出展するので、班員それぞれが写真を持ち寄り合評会を開き、投票で決めているそうです。「合評会で他の班員の写真を見るのが楽しい。刺激になるし勉強になります」という班員の言葉がとても印象的でした。
湖風祭の写真班展示ブースには、身近なものから旅先で撮ったものまで、センスの良い様々な写真が展示されていました。写真の1枚1枚から、彼らの真剣さやこだわり、そして観る者を意識したバランス感覚の良さが伝わってきました。
湖風祭展示準備中のエピソードを2つご紹介します。1つ目は鉄道好きの男子部員との話です。序盤インタビューは班長とのやりとりが中心でしたが、ふと話題が鉄道に及ぶと、一部の男子生徒の目がキラキラと輝き出し言葉が溢れて出てきました。「こちらに専用コーナーがあります」と案内してくれた先には、様々な鉄道写真が所狭しと展示されていました。一際目についたスピード感のある電車の写真について尋ねると、シャッタースピードや流し撮りといった技術的なことを含め、こういう写真を撮りたいのだとしみじみと語ってくれました。2つ目は趣のある素敵な風景写真の作品主の女子生徒に写真を撮るコツを聞いた時の話です。良い写真を撮るコツはたくさん撮ることとたくさん良い作品を観ること、その量が大切だそうです。さらに「素敵!」と思った瞬間にシャッターを押すのもコツだと教えてくれました。風景を撮るのが好きだと言う彼女の作品からも、溢れんばかりの“好き”が伝わってきて惹き込まれました。
湖風祭当日には、カメラ片手に真剣な眼差しで被写体を見つめる写真班の面々を至るところで見かけました。「この一瞬を切り取りたい!!」と熱く語る班長の言葉が頭の中で木霊します。自分の”好き”に正直で、互いの個性を認め合いながら切磋琢磨している彼らの活動をこれからも応援していきたいと思います。

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