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[PTA]第47回近畿地区高等学校PTA連合大会大阪大会報告

2022/7/29

「第47回近畿地区高等学校PTA連合大会 大阪大会」に出席しました。 

 718日(月)海の日、大阪市中之島の大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)で「第47回近畿地区高等学校PTA連合大会 大阪大会」が開催され、冨江校長先生、吉澤先生とPTA執行部4名の6名にて出席してきました。

 これは近畿地区24県が持ち回りで開催するのもので、昨年度が大阪大会の予定でしたが、コロナ対応の為に1年延期となり、集合型とWEBでのLIVE配信も行う初めてのハイブリッド形式での開催となりました。

 大会に先立って地元の府立高校のダンス部と和太鼓部による歓迎アトラクションがあり、迫力のある演技に圧倒されました。

 本大会のメインテーマは「未来創造」~無限の可能性を持つ子どもたちと未来へ向かって~です。

 大会の中で、最近マスコミなどでPTA活動の批判が多いなか、PTA活動が学校教育を支える大切な機能であることをしっかりと意識していかなければならないことが話されていました。

「大会宣言決議」がなされた後、次年度開催地の滋賀県代表へバトンが引き継がれて閉会しました。

 閉会後、地元の高校生による「歓迎演奏 長唄」が披露されました。

 第2部はニューヨークを中心に活躍されている大阪府堺市出身のピアニスト西川悟平さんのトーク&ピアノ演奏でした。

 ご本人登場の前に「夢を心に持ち続けると誰にでも奇跡は起こると信じています」の言葉とこの方の活躍が映像で流れました。昨年の東京パラリンピック閉会式の最後にピアノ演奏をされた方です。

 様々なエピソードを聴かせてもらいました。ニューヨークに渡りそこでプロとして活動しますが、真夜中に泥棒に入られた時に好奇心が恐怖を上回ってその結果泥棒と仲良くなる話、順調に活動していた矢先、突然難病のジストニアにかかり指が動かくなり自分自身を見失ってしまった話、そこから保育園での子どもたちとの触れ合いから動く指で演奏すれば良いのだ、それが自分にしか出来ないものなのだと気づき立ち直っていく話など、そのすべてが関西人らしさ全開の面白さととても深みのある言葉で語られていました。1時間半があっという間に感じるほど惹きつけられました。

 15歳という遅い年齢でピアノを始め音楽大学を目指した時も、難病にかかり指が動かなくなり演奏が出来なくなった時も、東京パラリンピックで演奏したいと希望した時も周りからは「無理」と言われたそうです。しかし実現した時の良いイメージを頭に描きながらあきらめなかった結果、数々の奇跡を起こしてきました。「子どもたちに無理とか諦めろとか絶対に言わないで下さい」という言葉がものすごい説得力で響きました。

 PTAとして貴重な話を聴くことが出来た素晴らしい機会でしたが、休日にもかかわらず参加され保護者の私たちに、最後までお気遣いくださった先生方には本当に頭が下がる思いです。冨江校長先生、吉澤先生ありがとうございました。

 

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