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[PTA]2年PTA研修会

2022/4/13

2年学年別研修会                          

 新型コロナウィルス感染症の急激な感染拡大のため、令和4129()に予定されていた PTA2学年研修会が中止となり、その代替企画としてホームページ上での動画配信となりました。                      
 開会挨拶では、PTAの早川会長より感染拡大の状況下、学校が出来る限りリスクを低減しながら通常の教育活動ができるようご尽力いただいていることへの感謝のことばがあり、あわせてPTA会費によりホームページをリニューアルしたとの紹介がありました。
 続いて冨江校長から、コロナ禍での生徒の学びを保障するため、オンラインでの授業配信について改善を繰り返しながら継続して実施していけるよう取り組んでいるとの報告がありました。成人年齢の引き下げについての話もあり、意思決定の主体者として自覚と責任が求められるようになるにあたり家庭でも子どもと話していくようにとのことでした。また、これからの一年間は大学受験のことが大きなウェイトを占めると思われるので、保護者として次の点に留意するようお話がありました。
 ・模擬試験の結果に一喜一憂しない
 ・悲観的なことを口にしない
 ・兄弟や友達と比べない
 ・気持ちに寄り添い横から支える
 学年主任の野泉先生からは、修学旅行と2年生の現状報告をいただきました。天候に恵まれなかったことやコロナでの制約が多かったこと等不満の要素はあったものの、なにより全員参加で無事帰ってくることができ安堵したとのことでした。生徒たちへのアンケートでも満足度が高く、修学旅行に行けただけでも満足、なかでも膳所高祭が一番印象に残ったとの結果でした。一方で生徒たちの動向を振り返って、挨拶や他者への配慮など勉強以外のことをもっと意識させたいとおっしゃっていました。 2年生の近況としては、「そろそろ受験生という意識が芽生えはじめている一方、進路について保護者としっかり話ができていないとのアンケート結果もある。今一度話す機会をもってほしい。切磋琢磨できる環境ではあるが、他人と自分を比べて苦しんでいる生徒もいる。今は長い人生の基礎づくりをしている途中で安易に流されることなく頑張って歩んでもらいたい」とのお話でした。
 次に進路指導課の平井先生より、大学入試の現状についてのご報告と、保護者としての心構えについてアドバイスをいただきました。
大学入試の現状として
 ・国公立私立大学ともに受験人口減少により、競争が年々緩和している
 ・難関国公立大学についても受験人口減少により徐々に易化傾向である
 ・コロナの影響で首都圏や都市部の大学が敬遠され、地元志向が強まる傾向もみられる
 ・今年度の共通テストは理系文系ともに得点度数分布図の高得点層が減少しており、非常に 難しかったことがわかる。
  本校の生徒にも同じ傾向がみられた
 ・来年も同レベルの問題が出題されると予想される
保護者の心構えとして
 ・干渉しすぎない(見ない振りして見守る)
 ・子どもの価値観を尊重する(子どもの話をじっくり聞く)
 ・子どもの頑張りを認める(子どもを追い込まず、温かく見守る)
 ・体調管理と食生活(生活リズムを崩さないように目配りする)
 最後に「子どもの自立を支えるのは親の自立が大切。不安で不安定な子どもたちの高校生活を一緒に支え、大きな壁に挑んで大人になっていく姿を温かく見守りましょう」とまとめられました。保護者としての自立の難しさと大切さを改めて深く考える機会となりました。

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