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[PTA]班活動にお邪魔します-体操班-

2016/11/28

自主・自律 - 笑顔輝いて!

60年以上の歴史をもつ膳所高校体操班、現在は女子新体操が少人数ながらも、切磋琢磨しながら、個々の技術を高めるべく日々練習に励んでおられます。
新体操には、個人競技と団体競技があり、手具は、リボン、フープ、クラブ、ボール、ロープの5種目の中から毎年指定された2種目で、技術性と芸術性の総合得点で競う競技です。音楽に合わせて、巧みに手具を扱いながら、軽やかに楽しげにダンスをする華麗な競技ですが、その為の日々の地道なトレーニングはとてもハードなスポーツです。
膳所高校体操班(新体操)の特徴を、顧問の先生と班長にお伺いしたところ、お二人共、真っ先に挙げられたのが「自分達で」という言葉でした。新体操やバレエの経験者が中心となりながら、初心者も積極的に受け入れ、柔軟性の向上、手具の高度な扱い、音楽に合わせた正確な動きをマスターすべく、日々の練習内容を自分達で考えているそうです。そして、個人、団体共に、自分達で各演技の音楽を決め、その構成も考え、班員同士、何度もお互いに見合いながら、修正点を指摘し合い、完璧な演技をめざして練習を繰り返すのだそうです。先輩から後輩へと受け継がれたまさしく「自主・自律」の精神の具現であり、高い専門性が必要とされる競技なだけに、その道のりの険しさが想像され、完成した時の達成感はとても大きいものであろうと思いました。
また、「楽しく」と「厳しく」のけじめをとても大切にされているとのことで、和気あいあいとしながらも、はきはきとした挨拶や礼儀正しい言葉が交わされる大変気持ちの良い班の雰囲気と、新体操で一番大切な明るい笑顔、それがとても印象的なみなさんでした。
 さらに、本年度は、部員増加に伴い、数年ぶりに班員達の意思で団体競技を復活させ、猛練習の結果、インターハイ出場を果たしました。全国大会の場で、並み居る強豪校に混じっても、物おじすることなく、堂々と笑顔で演技していた勇姿はとても輝いていました。

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滋賀県立膳所高等学校