湖風祭の次の日、写真班の部室にお伺いしました。
現在、班員は23名で兼部している人も多いそうです。
週に1度のミーティングの他は、膳所公園や茶臼山など学校近辺で自由撮影など、各自で活動しています。また、土日や夏休みには写真撮影会で、京都市植物園、京都水族館、神戸どうぶつ王国などへ遠出もします。遠くの被写体にピントを合わせることで近くの障害物を映り込ませずに撮った鳥の作品、カメラを回転させながら撮った空間の歪みを表現した作品、光と影のコントラストが美しい作品など、こちらの希望により急遽行われた班長さんの解説付きミニ写真鑑賞会はとても楽しいものでした。
班員の作品は京阪膳所本町駅ホームにある「Ｚギャラリー」や校内に展示してあります。また各種大会にも出品し、3年連続全国総文祭にも出場しています。総文祭は秋の県大会で入賞作品数の多い高校が全国大会に出場できるので、個人競技でありながら団体戦でもある大会となっています。
「撮った瞬間を大事にする」「個性を大事にしており自分が撮りたい写真が評価されると嬉しい」「意見対立することもあるが各自を大切にする」。ここは、お互いを尊重しあい「一瞬を狙い、一瞬の大切さを感じ、高校生ならではの写真が撮れる」大切な時間を共有している場所でした。