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[PTA]近畿高等学校PTA連合会神戸大会参加報告

2018/12/3

平成30年7月15日(土)「心時代の夜明け~絆と感謝から生まれる心が未来をつくる~」をテーマに、第44回近畿地区高等学校PTA連合会神戸大会が神戸国際展示場(2号館)にて開催されました。大会には、近畿2府4県から約3000名が参加し、本校からも9名が参加しました。
開会に先立ち、歓迎アトラクション「神戸市立須磨翔風高等学校・和太鼓部」の力強い演奏が始まっていました。

はじめに大会会長・近畿地区高等学校PTA連合会会長より、「出会いに感謝し、滋賀よりバトンを引き継ぎ、有意義な記憶に残る1日になるように」と開会の言葉がありました。引き続き大会実行委員長からは、先の地震・風水害に触れ、「目の前にあるあたり前の事は、実はあたり前ではない。日々感謝の気持ちで、今日も外と同じ熱い熱い学びの一日に」との言葉がありました。

全国高等学校PTA連合会会長からは、「昨日新潟から伊丹空港への移動の際、プロペラ機から日本列島を見つめながら『視野を広げるという事は、少し引いてみる事』PTA活動も目の前から少し引いてみるといい」との言葉がありました。兵庫県副知事・神戸市教育長からもご挨拶がありました。

その後広報紙コンクールの表彰がありました。会場には表彰された学校の広報紙が展示されていて、どれも各学校の特徴や生徒たちの日々の活動が伝わるものでした。

続いて「変革期の今・・・人、意識、どう変わる」をテーマに、記念講演として弁護士の住田裕子氏からお話がありました。テレビでもおなじみの住田氏は、兵庫県生まれの67歳、ご自身の経歴・経験に基づく講演は関西弁で親しみやすく、「今後多くの職業でAIが活躍することになるが、創造性・何かを造り出す仕事は人間ならではの感覚が必要であり、『何が欲しいか。どうして欲しいか』という欲望・ニーズ・感性を論理に変える力が求められる。『応用が効く、幅広い、やわらかな心』を育てるために恥をかく事にも慣れて、やり直しが利く事を感じ、何度もチャレンジした方が良い。これからの時代を生きるために、社会で活躍するために必要な資質は学力(IQ)だけでなく、『人間力(EQ)』が大切になる。熱意・意欲・忍耐・謙虚・共感性・中庸。中でも『人の痛みを感じられる共感性。人はひとりでは生きていけない』」という事を子ども達へ伝えていくことの大切さ・難しさを改めて考えさせられる時間となりました。

午後からの実践発表では、奈良高等学校PTAからの「楽しくなければ奈高PTAではない」を合言葉に保護者も活発に議論し積極的に活動して子どもたちの教育環境が良くなるように考えてのバザー活動の実施についての報告や海南高等学校大成校舎育友会からのPTAに地域の皆さん(Community)を加えた「PTCA」という地域で子どもを育てるといったスローガンで活動された報告を聞くことが出来ました。

最後に「未来に羽ばたく子どもたちの健全育成に向けて、PTA活動の原点に立ち返り、家庭・学校・地域社会がしっかりと手を携えて全力で行動することを誓う」とした大会宣言が決議され、次年度開催・和歌山県からの挨拶の後、閉会となりました。

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