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[PTA]班活動におじゃましますー総務部応援団ー

2018/11/22

総務部応援団

応援団「Cherith」には1年生11名、2年生が12名、3年生が15名の38名の女子が在籍しています。月・金は中庭、火・木は武道場での練習に加えて、湖風祭前は県立体育館などでも練習があります。
かなりハードな競技で、約2分半の演技が終わると息も上がっていましたが、休憩時間中も撮影したビデオで動作を確認するなど、湖風祭での演技を最後に引退となる3年生のために、団員が一丸となって集中し、真剣に練習に取り組む姿がとても印象的でした。

顧問の先生にお伺いしたところ、応援団の歴史は古く、以前は学ランを着た男子ばかりの「応援団」があったそうですが、30年ほど前に一度活動が休止してしまったそうです。その後、生徒会総務部が膳所高校が参加する新人戦や高校総体などの公式戦の応援に行っていた事が発端となり、15年ほど前にチアリーディングを専門とする現在の応援団が設立されました。昨年の9月からは外部コーチも採用され、「スタンツ」と呼ばれる2人以上で行う組体操のような技の技術の向上をきっかけに、見栄えも安全性も向上しているそうです。

チアリーディングがある高校は数少なく、滋賀にはたった3校しかないそうです。膳所高校の応援団のほとんどのメンバーが入学してから始めた初心者です。身長で配置が決まり、4月に新たに入団した1年生を含めた3学年全員がレギュラーとして7月の湖風祭のステージに立ちます。活躍の場は膳所高校での壮行会や吹奏楽班と一緒に行く野球班の公式戦などの応援だけではなく、地域のお祭や運動会、レイクスターズのダンスバトルなどにも参加し、息の合った演技を披露しています。

21世紀枠として69年ぶりに出場を果たした第90回記念選抜高等学校野球大会では、有志で集まった生徒や卒業生とともに応援団を結成し、見事に応援団賞優秀賞に輝きました。

キャプテンによると、「見ている人たちが元気になるような演技のために、応援団が最も大事にしていることは団員同士のコミュニケーションを密に取ること」だそうです。

学年に関係なく意見を言える関係は、危険を伴うスタンツには欠かせません。上にあがるトップ、トップを支えるベース、司令塔となるスポットで繰り出すスタンツはお互いの信頼関係があるからこそ安定します。今年は3年生がデザインしたTシャツを全員で揃えて、ますます一体感が出ています。取材をした日にも皆さんで着用していましたが、胸元にはハート、背中には「C’ mon!! Cheer Party」の1文と団員全員の名前が金色のポンポンなどのチア道具とともに描かれていました。

今回の取材を通じて、見ている人が元気になる演技を目指して、日々の努力を惜しまない団員達の姿に、今後がますます楽しみになりました。

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