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[PTA]保護者から見た湖風祭3日目体育祭AM

2018/10/16

 記録的な大雨が去った後の猛暑が続く中、いよいよ湖風祭エンディングとなる体育祭の日を迎えました。
 悪天候の影響で十分な準備期間が取れない中、先生方の柔軟な対応と生徒たちの努力によって無事に当日を迎えることが出来ました。

 11色のブロックカラーが強い日差しの下鮮やかにグランドに並ぶ中、生徒会長による開会宣言で、体育祭がスタートしました。続く副会長の『3年間で初めて天候に恵まれた体育祭』という言葉から、例年天候により中止や中断を余儀なくされましたが、3年目でようやく1日開催できる!という喜びが伝わってきました。各ブロック長が団旗を掲げての選手宣誓は、畳1畳ほどもある大きな旗が風にはためき、一瞬炎暑を忘れさせてくれる様な爽やかな情景でした。

第1競技は『マスゲーム』と呼ばれる各ブロック40人程で構成された集団演技から開始となりました。ブロック毎に独創性に富んだテーマを設定していて、あるブロックでは「膳所高生の一日」を表現した演技で、普段聞きなれたチャイムの効果音が流れると、場内から笑いがおきるシーンがありました。また、演技に合わせて衣装がみるみる変貌する姿に感嘆の声が上がる場面や、一糸乱れぬパフォーマンスにどよめきや拍手が起こる場面もありました。
 午前10時ですでに気温は30度を超えたため、こまめにグラウンドに散水したり、生徒のテントへ大きな氷が配布されたりなどの熱中症対策にも配慮がなされていました。
そんな中11ブロックすべての演技が無事に終了し、踊り終わった生徒たちの表情は達成感に溢れていました。満面の笑みとハイタッチで喜びを分かち合う姿がとても印象的でした。
完成度の高い演技や衣装のデザインは、短い準備期間だけでなしえるものではなく、先輩から後輩へとノウハウを引き継いでいるからこそできる技だと感じました。あらためて、伝統の素晴らしさををうかがい知ることが出来ました。

第2競技は、学年ごとのクラス全員『大縄跳び』でした。学年が上がるごとに団結力が強くなるのか、跳べる回数が学年に比例しているように見受けられました。また、3年生が円陣を組んで気合を入れる姿や、応援席から生徒たちが声を合わせて数をカウントする姿は微笑ましく映りました。

最後の競技は『ブロック対抗リレー』でした。団旗を振っての大歓声と迫力あふれる闘いの中、大接戦が繰り広げられました。
保護者席では、緊迫したレース展開に、敵味方の隔てなく、目の前を全力で駆け抜ける生徒たち一人ひとりに「ガンバレ!」「ガンバレ!」と声援を送っていました。走り終えた走者の充実した表情に、応援している私たちも、とてもすがすがしい気持ちになりました。

湖風祭に向けて一生懸命な子どもの姿から、先輩から後輩への指導力と膳所高校の生徒たちの団結力を強く感じました。後輩たちを思い、次回はより良くなるように知恵や工夫を伝えて引き継いでいく姿勢に膳所高校の伝統が作られる過程を見た気がします。このような貴重な機会を通して大きく成長していく子どもたちの姿を垣間見ることができて、保護者として嬉しく思いました。

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