湖風祭2日目は、生徒会副会長の元気な開会宣言で幕を開けました。会場からは大きな拍手が沸き起こり、全校生徒の湖風祭へ熱い思いが伝わってきました。　

　まず、音楽選択の生徒による合唱がありました。一曲目「歓喜の歌」では清らかな歌声が体育館に響き渡り、二曲目「茶色の小瓶」はジャズの軽快なリズムに合わせ、手拍子が起こり盛り上がりました。
　最後に膳所高校創立１２０周年の「記念歌」が三部合唱、フルコーラスで歌われました。澄んだ歌声に包まれ、子どもたちとこの時間を共有できることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

　次に、残りの６ブロックのビジュアル発表がありました。どの作品もよく練られたストーリー展開で、膳所高生の日常生活や希望・願望が上手に織り交ぜられた内容となっていました。また映像だけではなく、ステージでの演技・ダンスも組み込まれており趣向の凝らされた構成となっていました。

　非常に暑い体育館での鑑賞でしたが、熱中症対策のため、こまめに休憩がとられ水分補給等の呼びかけがされていました。さらに休憩時間にはブロック長がそれぞれのブロックの仲間たちを団扇で扇いで回る姿が見られ、仲間を思う気持ちに感心しました。先生・生徒たちが一体となって湖風祭を無事に成功させようという思いがひしひしと伝わってきました。

　続いてギター班の発表があり、湖風祭への思いを込めたオリジナルソングなどが歌われました。顧問の先生方のバンド発表もあり大いに盛り上がりました。
　有志によるダンスは表情豊かで、全身からパワーがみなぎっていました。息のぴったり合ったパフォーマンスで、どれだけ練習を重ねてきたかが伝わってきました。どの発表も会場から大きな歓声と拍手が起こり熱気に包まれていました。またステージ発表が続いている間も生徒会総務班の生徒が次の準備に奔走し、裏方として活躍する姿にも感動しました。湖風祭は全員が一丸となって作り上げていることを改めて感じました。