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[PTA]班活動におじゃましますーボート班ー

2019/11/6

「Rowing!! 仲間を信じて、そして自分を信じて」

京阪瓦ヶ浜駅近くの琵琶湖岸に艇庫を構えるボート班は、本校と同じく今年創班121年目を迎えました。現在は、男子39名、女子28名(内マネージャー3名)、合計67名の1、2年生で活動しています。

7月末、瀬田川沿いにある琵琶湖漕艇場で夏季合宿が行われるということで取材に訪れました。到着したときは午前の練習中で、シングルスカル(1人乗り)、ダブルスカル(2人乗り)、舵手付きクォドルプル(5人乗り)といった種類の艇に乗り、本番さながらに力いっぱい漕ぎ進んでいく様子が見られました。ボートという競技は、一見とても気持ち良さそうですが、実際は1000mまたは2000mの直線コースを全力で漕破する過酷なスポーツであり、舵手(コックス)の的確な指示、漕ぎ手たちの呼吸・意識・動きなどの一体感が求められるチームスポーツでもあります。

この合宿では、全国大会で勝ち抜けるチーム作りを目指し、技術を磨くことはもちろんですが、身体を大きくするために沢山食べることも大切にしており、同時刻の漕艇場の建物内ではマネージャーを中心に大盛りの昼食の調理がされていました。

キャプテンは、「班員数が多いのでまとめることが大変ですが、努力や強さを見せることで、上の学年が下の学年を引っ張っていきたいと思っています」と話してくれました。こうして先輩の意志が受け継がれ、121年という伝統が培われてきたのかもしれません。

目標は、まずはインターハイ準決勝進出、そして優勝だそうです。夏の暑さの中で厳しい練習に打ち込む姿を見ていると決して遠い目標ではないと思いました。また、ボートの魅力の一つとして、高校や大学から始めても世界が狙えることと話してくれた班員がいました。いつかこの中からオリンピック選手が選ばれる日がくるかもしれません。そんな報告が届く日を心より楽しみにしたいと思いました。

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滋賀県立膳所高等学校