湖風祭3日目

どんよりとした梅雨空の続く中、なんとか午前中だけでも持ちこたえてほしいと願いましたが、雨天のため、湖風祭3日目の体育祭はプログラムを変更し、体育館で行われることになりました。全校生徒が集合したのは開会式だけでしたが、生徒会副会長の開会宣言、恒例の各ブロック長による団旗を掲げての選手宣誓で一気に士気が高まったように感じられました。

本日のプログラムである背中渡りと大縄跳びの2種目は、学年ごとに競技を行いました。全校生徒が同時に体育館に入れないため、その都度の入退場が必要となり移動が大変でしたが、生徒たちの運営でしっかり進行されていきました。

背中渡りは、今年初めて行われる競技でしたが、様々な作戦が練られているようで、自分たちとは違う他クラスの作戦には笑いや称賛の声が上がっていました。この競技は、渡り役、渡り役のサポート役、土台役のそれぞれのタイミングが大切で、体育館2往復という距離は意外に長く、クラス全員が団結しないとゴールができません。外は雨模様でしたが、カラフルなブロックTシャツを着た生徒たちの行き交う体育館は鮮やかで、ゴール後の喜び合う姿は眩しく印象に残りました。

大縄跳びでは、与えられた時間内に1回でも多く跳ぶために、カウントする大きな声が響き合っていました。なかなか回数が伸びないクラスや、テンポよく回数を重ねていくクラスなど結果は様々でしたが、また一つ、クラスの絆が深まった瞬間だったのではないでしょうか。

体育祭1日目のプログラムは生徒たちの満足そうな笑顔と共に無事に終了しました。明日は湖風祭最終日です。どうか晴れの中、有終の美を飾ることができますように。