湖風祭2日目

2日目は、生徒会副会長の開会宣言で幕を開けました。

まず音楽選択生による「歓喜の歌」「大切なもの」の合唱がありました。澄んだ歌声に皆が聴き入っていました。

次に2日目の6ブロックのビジュアル発表がありました。学校生活・湖風祭をモチーフに青春あり、胸キュンあり、笑いあり、各ブロック自分たちの色や味を活かした構成となっていました。クオリティーの高い映像、効果的な音響、絶妙なテロップ、初挑戦となったミュージカル、どれも工夫を凝らした素晴らしい作品ばかりでした。

続いて有志の発表が始まりました。聴きごたえのあるアカペラチームや、サイリウムを使ったキレキレのオタ芸など、熱気のある発表が続きました。ピアノとバイオリンによる美しいハーモニーで皆の心は洗われ、午前の部最後の歌とダンスに会場はスタンディングで盛り上がりました。

視聴覚室では二組の有志発表と演劇班の発表がありました。息ぴったりのピアノの連弾、仲良し4人組の歌とダンスの発表、少人数ながらも構成に工夫を凝らしたコメディ劇に会場は大きな拍手に包まれました。

体育館での午後の部は、恒例の吹奏楽班の演奏からスタートしました。「ルパン三世」のテーマ曲では、ルパンや銭形警部などに扮した生徒が登場し、会場を盛り上げました。続いて「リトルマーメイドメドレー」「銀河鉄道999」「男の勲章」を演奏し、最後の「オーメンズ・オブ・ラブ」では会場から手拍子が湧き上がりました。吹奏楽班と会場が一体となった雰囲気は感動的でした。

次は、大喜利「IPPON グランプリ in ZEZE 2019」です。全10チームが2ブロックに分かれて予選が行われました。最初は緊張した面持ちの出場者たちでしたが、次第にお笑い魂に火が着き、ウィットに富んだ回答や顔芸が飛び出して大いに盛り上がりました。予選を勝ち抜いた上位4チームによる決勝は更に秀逸で、会場は爆笑の渦に包まれました。

多くの生徒が集まったエンディングで、会場の熱気はますます高まってきました。ブロック長へのお願い事コーナーでは、くじ引きであたった生徒の「胴上げしてほしい！」「一緒に写真を撮ってほしい」などのお願いにブロック長が応えていました。その後のブロック長による全員参加の〇×ゲームは、工夫を凝らした問題で更に盛り上がりました。

フィナーレでは、湖風祭テーマ曲の「青と夏」を全員で合唱し、大歓声や拍手喝采の中、館内のボルテージは最高潮に達しました。こうして一人ひとりの心に残る熱い2日間が終わりました。

短い期間で自主的に活動し、オリジナリティに富んだ素晴らしい企画を実現した生徒たちの頑張りに、たくさんの感動をもらいました。ときには先頭に立ち、ときには縁の下で支えてくれた生徒会総務部、またご指導いただいた先生や運営に携わっていただいたすべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、明日から体育祭が始まります。今年はどんな素晴らしい経験が待っているのでしょうか。