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[PTA]1年学年別研修会

2019/10/21

8月24日(土)、ピアザ淡海で第1学年PTA研修会が開催され、120名が参加しました。

PTA会長と教頭先生の挨拶に続き、学年主任の先生と進路指導課長の先生のお話、そして関西医科大学付属病院総合診療科の西山順滋先生の講演を聴講しました。

学年主任の先生からは「生徒の現状と今後の高校生活について」のお話がありました。2学期前半頃より学校に来にくくなる生徒が出てくる。その時は早めに家庭と連絡をとって情報を集め対処していきたい。また、文理の選択が11月にあるので、まずは本人の意志を尊重し、家でも話し合ってほしいと説明がありました。

続いて進路指導課の先生からは「今後の進路を考えるにあたって」のお話がありました。今の力で「行ける大学」を探してあげることではなく、目標を決め実現のために努力を続ける生徒を育てたい。本当に大切なのは学歴より人物と話をされました。新しく変わる大学入試共通テストの概要と変更点等についてもご説明いただき、真面目に予習復習し授業に

集中すれば大丈夫と心強いメッセージをいただきました。

次に、膳所高OBでもある西山先生より、心療内科医の立場から「思春期の子どもたちとの付き合い方」というテーマで講演を頂きました。

内容は「思春期を知る。心身症を知る。自律神経を知る」と大きく3つあり、それぞれを1つの事例からわかりやすくお話していただきました。

まず、思春期の親の役割や子どもとの付き合い方についての説明がありました。

次に、心身症にならないために家族にできることとして、本人が規則正しい生活が出来る様にサポートし、一人で悩まない様に話しやすい頼りやすい雰囲気を作ることが大切であると話がありました。また、人生経験の少ない子どもに親の経験を伝えることも親の役割の1つであるということでした。

質疑応答の時間では、「子どもが、しんどそうなときでも『大丈夫』と言う場合、親としてはどういう対応をしたら良いか」という質問があり、「1週間後にもう一度大丈夫かと聞いてあげて、いつでも話しだせる環境をつくることが大切」という回答でした。

これからの高校生活において、子どもたちは何事にも一生懸命に頑張れば頑張るほど、いろいろな問題に直面し、多くのストレスを抱えてしまうでしょう。そのとき、親は子どもにどのように向き合い見守っていくかを考える良い機会となりました。

最後に「今日の学年別研修会を通してチーム1学年として2学期からも頑張れる元気をいただきました」という司会の言葉で、研修会が終了しました。

 

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滋賀県立膳所高等学校