To Parents

[PTA]湖風祭3日目

2021/10/5

湖風祭 3日目

今にも雨が降りそうな空の下、グラウンドを使用する晴れバージョンでの体育祭となりました。生徒会長による校内放送での開会宣言で、湖風祭体育祭1日目が始まりました。今年の体育祭は文化祭と同様、体育館・武道場・教室・グラウンドに分かれての同時スタートとなりました。

体育館では、吹奏楽班と書道班の発表がありました。大型扇風機を何台も置いて窓も開放し、事前に申し込みをした生徒だけが入場出来るようにするなど、熱中症対策とコロナ対策をしっかりとっていました。まず最初に吹奏楽班が、迫力ある演奏で一気に

観客の心を掴みました。班長が、この演奏会は“青春を取り戻せ!〜膳吹による消毒ライブ〜”と銘打って元気を届けたいと挨拶し「日本を勇気づける名曲メドレー」が演奏されました。中盤では数名の班員たちが舞台に上がりダンスを披露、そして最後の曲からアンコールへ突入しました。曲目は「オーメンズ・オブ・ラブ」。演奏に合わせた一糸乱れぬパフォーマンスで最高の盛り上がりでした。続いて、袴姿の書道

班が登場しました。円陣で気合を入れてから横一列で正座をし、大きな声で一礼。10畳はあろうかという紙に、代わるがわる文字を書いていきますが、何が書かれているのかはわかりません。最後に落款印を押し、立て掛けられて完成したのは「言葉の架け橋」という詞でした。歴史ある書道班が、言葉によって繋がってきた重みを感じました。2年生から、今年は無事に発表出来たことや、3年生への感謝の言葉が述べられとても感動的でした。

教室では、いくつかのクラスでフルーツバスケットやイントロクイズなどのレクリエーションを楽しんでいました。廊下にも笑い声が漏れ聞こえてきて、和気あいあいとした雰囲気でした。

視聴覚室のブロックレクリエーションでは、3年生が1・2年生を巻き込んでクイズなどをしていました。様々な場面で、企画力やリーダーシップを発揮している生徒たちに感心しました。

グラウンドでは、ミスト扇風機が複数台稼働していました。体育館からの吹奏楽班による演奏を耳にしながら、マスゲームが演じられ

るという例年にはない始まりに戸惑いましたが、昔懐かしのピンクレディーや宇宙戦艦ヤマト、スーパーマリオなどのナンバーで演技する生徒たちの姿に、一気に引き込まれました。鑑賞している違うブロックからの手拍子があり、グラウンドがひとつにまとまっている様子に胸が熱くなりました。演目の合間には本部からテント移動のアナウンスが複数回ありました。空気を循環させてコロナ対策をしているとのことでした。演目にも、小池都知事による「三密」のアナウンスをデジタル加工し、BGMに使ったものもあり、生徒たちの逞しさを感じました。演技終了後のやりきった後ろ姿が、堂々としていました。ブロック対抗リレーでは、黄色い声援ならぬ野太い声援(応援する時はマスク着用するようにとの放送がありました)をバックにスタート。校舎側と住宅側、2か所での同時スタートで男女混合となるため、途中からどこがトップかわからなくなりましたが、見ていて力の入る走りでした。

競技を終え各々がSHRをしている頃に、雷を伴った大粒の雨が降ってきました。皆のがんばりが、天に通じたかのような熱い湖風祭3日目でした。

保護者の方へ To Parents

ページ先頭へ
メニュー

滋賀県立膳所高等学校