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[PTA]近畿高等学校PTA連合会和歌山大会参加報告

2019/8/19

第45回近畿地区高等学校PTA連合会大会和歌山大会参加報告

令和元年7月6日(土)、『家庭での子供とのコミュニケーションの大切さ』をテーマに、第45回近畿地区高等学校PTA連合会和歌山大会が、和歌山県民文化会館にて開催されました。大会には近畿2府4県から約2,000名が参加し、本校からは、8名が参加しました。

冒頭、紀北農芸高校和太鼓部によるアトラクションがあり、若い力みなぎるはつらつとした演奏で迎えられ、開会式へと移りました。全国高等学校PTA連合会会長の挨拶の中で、和歌山県出身である松下幸之助のエピソードが紹介されました。その中で、「ほめる」と「おだてる」の違いについて話がありました。「ほめる」というのには理由があるが、「おだてる」というのは、ただすごいというだけで、何がすごいのかがよく分からないということです。よって、人はおだてられても心に響かないが、ほめられると心が動かされてもっと伸びようとするというお話でした。その後、来賓祝辞、来賓紹介、広報誌コンクール表彰、感謝状贈呈とセレモニーが続きました。

続いて、日本体育大学体育学名誉教授の清原伸彦氏による記念講演、『清原流・自己肯定感を育てる言葉~やればだれでもできる~』がありました。講演では、大人は、子供に夢や希望を与えることが大事である、子供の長所と短所を見極めて、段階に応じた環境を作っていくことが大切であると説かれました。子供の一挙一動を見て、知ろうとすることが大切で、親が子供に期待しながら可能性を信じることで、子供もポジティブにとらえられるようになり、必ずできるようになるということです。そのためには、お互いを尊重し、親密に話をする「コミュニケーション」とお互いに高め合っていく「リレーション」の二つが不可欠であるということです。その土台となる「家庭が大事」ということの意味を改めて理解しました。

昼休憩時には、紀央館高校書道部による書道パフォーマンスが会場内の舞台で力強く華麗に繰り広げられました。

後半の部では、『家庭での子供とのコミュニケーションの大切さ』をテーマに、コミュニケーションの難しさや大切さ、果たす役割など、コミュニケーションの在り方について、近畿各府県代表のPTA会長らによるパネルディスカッションが行われました。

最後に、『家庭での子供とのコミュニケーションの大切さ』をテーマに掲げた大会宣言案が読み上げられ、決議されました。次年度開催県の奈良県からの挨拶のあと、来月開催される全国高等学校PTA連合会開催地の京都府から挨拶があり、閉会しました。

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