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大津市民短歌・俳句大会で大津市長賞を受賞!!

2023/11/22

 「助詞のない英語のような恋だった繋がるものが見えないでいた」

 第23回大津市民短歌・俳句大会(生徒の部)で、池田玲亜さん(2年)が大津市長賞を見事受賞しました。

 この大会では、児童・生徒の部で短歌1,149点、俳句2,274点の応募があり、その中でもせつない恋心を表現した池田さんの作品は高く評価されました。池田さんは、昨年も「ねえただの空気の移動なんでしょううちわの風も君の吐息も」という作品で第67回若山牧水青春短歌大賞優秀賞を受賞しています。

👉若山牧水マメ知識

 若山牧水は1885年(明治18年)、宮崎県東臼杵郡坪谷村(現:日向市)で誕生。宮崎県立延岡中学校(現:宮崎県立延岡高等学校)に入学すると短歌と俳句を始めています。18歳の時に号を牧水としていますが、その由来は「当時最も愛していたものの名二つをつなぎ合わせたものである。牧はまき、すなわち母の名である。水はこの(生家の周りにある)渓や雨やから来たものであった」と本人が語っています。早稲田大学に入学後は、同級生の北原射水(のちの白秋)や中林蘇水と親交を深め、「早稲田の三水」と呼ばれていました。1911年(明治44年)には創作社を興し、詩歌雑誌「創作」を主宰。自然を愛し、人生の後半に住まいを持った沼津では千本松原や富士山を愛し、それらを題材とした自然文学主義としての短歌を多く残しています。

 

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