９月１１日(土)、サイエンスプロジェクトの第２回が実施されました。

今回は、当初、京都大学を訪問してのプログラムを予定していましたが、緊急事態宣言の発令に伴い、本校での実施に変更となり、連携校の生徒についてはオンラインでの参加となりました。このような変更となりましたことは残念ではありますが、講師の先生方にはご来校、あるいはオンラインでのご参加という形で対応していただき、無事に今回のプログラムを終えることができました。講師の先生方に感謝申しあげます。

「産学連携による研究・開発」が今回のテーマです。前半は、環境とエネルギーの問題について、自動車のエンジン開発を通してどのように取り組んでいるのか、京都大学エネルギー科学研究科・川那辺洋先生、マツダ株式会社・片岡一司様にご講義いただきました。後半は、宇宙開発をテーマに、宇宙航空研究開発機構・大門優様、京都大学エネルギー科学研究科・林潤先生にご講義いただきました。それぞれの研究手法、大学での研究成果の企業での活用方法、共同研究を進めて行く過程などについてお話しいただき、個々の研究のあり方から、その成果が実践の場で用いられるまでの流れに至るまで、産学連携について幅広く学ぶことができました。

今回のプログラムには、兵庫県立神戸高等学校、香川県立観音寺第一高等学校、三重県立津高等学校の生徒、教員の皆様にオンラインでご参加いただきました。ご協力ありがとうございました。

〈前半「環境とエネルギー」〉

〈後半「宇宙開発」〉