To Parents

[PTA]3年進路PTA研修会

2023/10/10

 6月24日(土)、ピアザ淡海にて3年生の保護者を対象に進路学習会が開催されました。今年度は新型コロナウイルス感染症5類移行に伴い3年ぶりに会場での開催となり、220人を越える方が参加され関心の高さが窺えました。

 開会にあたり道脇PTA会長より、大学受験に向けて保護者も最新の情報について学習し、視野を広げることが子どもたちへの適切なサポートに繋がることを期待しています、と挨拶がありました。

 続いて冨江校長先生の挨拶では、大切に思っている言葉「普通の教師は言わなければならないことを喋る。良い教師はわかりやすいように解説する。優れた教師は自らやってみせる。そして、本当に偉大な教師というのは生徒の心に火をつける」(ウィリアム・アーサー・ウォード)を引用され、心に火がついた人は、目標達成に向けて大きな力を発揮でき、また主体的に取り組むからこそ大きな成長になることを、今年の湖風祭の意気込みとテーマを織り交ぜながら伝えられました。

 学年主任牧先生からは、「旧課程最後の学年だが、9クラス編成最初の学年である」と説明をされ、生活面や学習面ともに安定している、特に学習面では、やっと手が届くところを第一志望として、あつかましく強気で志望を貫くようになって欲しい。また、大学受験は人生において初めて一生懸命になる経験であり、希望が叶うだろうと、頼もしいお言葉をいただきました。

 次に、この3月に本校を巣立った卒業生3名から受験期の体験談を語ってもらいました。自身の進路決定の経緯を振り返るとともに、どのように受験を乗り越え合格を得たかを、受験生活の送り方、勉強法やスマホとの付き合い方まで具体的に話してくれました。そして、困難を乗り越えた感動秘話から家族との関わり方など自然と聞き入ってしまう話ばかりでした。

3名の先輩に共通している点は、高校生活を満喫され、志望大学に入学したことに誇りをもっていることでした。目先の利に囚われることなく、最後まで志を貫き取り組まれたことが今に繋がっていると感じました。そして、親にしかできない「ちょっと引いて見守る」ことは、「可能性を信じる」ことだと思った保護者の方も多かったのではないでしょうか。とはいえ、ちょっと難しい課題です…。

 最後に進路指導課長平井先生からは、豊富な資料をもとに、入試動向などの情報を中心に詳細な説明がありました。子どもたちだけでなく、親にとっても不安はぬぐえませんが、親として子どもにしてあげられることはあまり多くなく、親は90%支える立場だということを再認識しました。

 高校最後の湖風祭を達成することで、内面的にも大きく成長してくれたと思います。次は大学受験に向け「できる限りのことは全てした」と言ってそれを糧に全力で挑んで欲しいと思います。親は常に子どもの応援団長です。子どもの心のエネルギーが最大化し続けられるよう、静かに見守りたいと思った学習会でした。

保護者の方へ To Parents

ページ先頭へ
メニュー

滋賀県立膳所高等学校