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[PTA]保護者からみた湖風祭3

2017/8/5

祭の名は。~ZEnZEn全力湖風祭~ 2017年7月12日(第3日目)

懸念されていた天候が持ちこたえ、なんとかお日様がのぞいた12日、いよいよ湖風祭最終章となる体育祭の日を迎えました。
今年度からは1日体制となり何かと不安も多かったことと思いますが、どのブロックも気合十分、しかしどこかリラックスしたとても良い雰囲気の中、開会宣言、宣誓が行われました。いよいよ体育祭スタートです。
まずは、メインイベントともいえる「マスゲーム」の発表です。和風・ウエスタン・アラビアン・メルヘン・中華風等々、テーマに沿ったカラフルな衣装に身を包んだ生徒達が、渾身のパフォーマンスを披露しました。
それぞれたった5分という持ち時間の中に、様々な苦労や工夫の後が見られました。衣装が演技の最中にみるみる変貌する様に、場内からは感嘆の声があがりました。またそのパフォーマンスの一体感にどよめきや拍手が起こる、そんな場面も見られました。
どのブロックも、その練習の成果や思いを十分に発揮できたのではないでしょうか。ブロックごとに個性の光る演出で、とても見応えのある圧巻のパフォーマンスでした。
マスゲームの後は、障害物競争・ブロック対抗リレー(予選)・大縄跳びと続きました。
障害物競争、リレーは、共に白熱した展開でした。そして、両競技を通じて感じたのは、競技に出場した選手だけが参加者ではないということです。障害物競争では、競技を考え、準備した生徒達。競技前に手際良く用具を並べ、また競技の間中パンを吊り下げた棒をずっと支えていた生徒達もまた、一生懸命で印象的でした。
応援していた生徒達もそうです。レース終盤では、選手に並走する生徒達がみるみるその数を増やし巨大な色の塊となりました。競技を終えた仲間に集まりその健闘を称え、肩を支えあう姿、またテントからは声を枯らしながら声援を送る姿がありました。そのすべてが大切な体育祭の一コマであり、皆で体育祭を作り上げていました。
続く大縄跳びでも、全員が数を数え、思い切り跳び、思い切り縄を回し、思い切り励まし、思い切り旗を振る、それぞれが自分の役割を果たすべく頑張っていました。
保護者席の様子はというと、特にブロック対抗リレーでは、目を離す隙がないくらい緊迫したレース展開に、すっかり気圧されていました。ブロックや学年の枠を超えて、目の前を疾走する生徒全員に向けてごく自然に、「頑張れ!」「頑張れ!」とエールが送られていました。
こうして無事午前の部を終えた直後、雲行きが怪しくなり、急な雨に見舞われました。雷を伴う天候であり、残念ながら午後からの競技は中止となってしまいましたが、最後の最後に生徒達の思いが通じたのか、フィナーレとなる閉会式、解団式はなんとかグラウンドで実施することができました。

閉会式では、この湖風祭の3日間のアーティスト部門、ビジュアル部門、マス部門を始めとする、すべての成績が発表されました。残念ながら上位に入れなかったブロックについても、達成感から拍手が沸き起こり、とても充実した顔をしていたのが印象的でした。

続く解団式では、ブロックごとに大きな輪が出来上がりました。それぞれ各長から、最後の挨拶がされました。反省、労い、賞賛、色々な思いが沸き起こるなかで、一番はやはり「感謝」の思いが多くの生徒達の中にあふれていたように思います。準備から本番まで、湖風祭をそれぞれが振り返り分かち合う、尊いセレモニーとなりました。
胴上げや記念撮影を終え、解団式も無事終了しました。

 湖風祭の保護者の方の参加人数は、10日(月)524名、11日(火)440名、12日(水)656名、延べ1,620名となりました。

「自主・自律」の精神で、生徒達が作り上げた湖風祭。おそらくはやきもきしながらも、根気よく見守ってくださった先生方、本当にありがとうございました。そして、3日間を通じて、こんなにも熱く一所懸命にやり切った子供達。その若さや純粋さを羨ましくも誇らしく感じました。感動をありがとう。

 最後になりますが、今年は全国高等学校総合体育大会・総合文化祭が東北で開催されます。膳所高校からも多数の生徒の参加が予定されており、この湖風祭において保護者の皆様にご支援をお願いした結果、総額46,805円もの募金を頂くことができました。この場をお借りし、皆様の温かいお気持ちに感謝申し上げます。ありがとうございました

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