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[PTA]班訪問~英語班~

2024/8/30

 7月中旬、英語班の取材にセミナーハウスを訪問しました。現在のメンバーは1年生7名、2年生4名の計11名です。

 班長以外は他班を兼ねているので、活動日は班員の来られる日を調整して決めているそうです。

 取材当日はアクティビティの日で、イギリスからお越しのアレックス先生ご指導の下、

「Bananagrams」という、英語でクロスワードを作成していくワードゲームを楽しんでいました。ゲーム中のやりとりは英語が基本となります。先生や隣席の仲間にヒントをもらいながら、和やかな雰囲気の中でも真剣に取り組む姿が心に残りました。

 英語が好きで、「英語を使う機会を増やしたい」「もっと聞いたり、話したりすることが上手になりたい」「海外の文化に触れたい」といった参加動機を持ったメンバーが集まりました。当日の活動の感想を聞いたところ、「中学の英語の勉強は文法が中心だったが、他国の人がしているこういうゲームや、英語を楽しむということが英語班ではできそうで楽しみ」「みんなと遊びながら英語を学べるので楽しい」と話してくれました。

 今後の活動について、「ゲームだけではなくて、様々な国の文化に触れていく機会があるとより良い」「英語の映画なども使って活動できれば」との積極的な意見を聞くことができました。

 主な活動は英語によるディベートです。各チームは「コンスト」「アタック」「ディフェンス」「サマリー」という役割を持った4人で構成されます。ディベートでは、「客観的・批判的・多角的な視点」「論理的思考」「プレゼン能力」「情報収集・整理」といったスキルが求められます。

 ディベートの種類には準備型と即興型の2つのタイプがあります。準備型では、全国高校英語ディベート連盟(HEnDA)によって毎年1つのテーマが設定され、1年間をかけてそのテーマについて、練習試合などを重ねながら準備を進めます。即興型の試合は、その名の通り準備なしの即興です。今風にZoomを使って行うこともあります。

 今年度のテーマは「日本政府は原子力発電所を全て廃止すべきである。是か非か」です。昨年のテーマは「代理出産の是非」で、生命倫理に触れるため多方面に配慮が必要で、表現方法が難しかったとのことです。準備の過程で日本語で書かれた資料が見つけにくい場合は、CAI教室を活用して英語資料を探すこともあるそうです。

 班長曰く「去年はディベートするにしても班員が少なく、大会参加もギリギリだったのですが、今年は1年生がたくさん入ってくれたのでとても嬉しいです。兼班で忙しくても頑張って活動に参加してくれて、すごくありがたいです」とのことでした。

 2年生は冬の大会を節目に引退するため、大会に向けて活動がより活発になるよう様々な工夫・配慮をしていると班長から聞きました。好きな英語に全力で取り組んでいる班員の姿を見ることができ、心からエールを送りたいと思いました。

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