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[PTA]湖風祭1日目

2024/1/9

湖風祭テーマ「ZeZe Beginning Carnivalー膳身膳霊で挑む湖風祭ー」

 生徒会長の開会宣言により2023年度の湖風祭が始まりました。体育館には、それぞれの想いと緊張が伝わってくる少し張り詰めた空気が漂っていました。

 オープニング映像が流れ各ブロック長がステージに駆け上がると会場の空気は一変し、一気に盛り上がり、熱気に包まれました。

 ビジュアルでは、映像とステージを組み合わせた演出が楽しめました。物語の中に伏線が沢山仕組まれており、少し怖い結末のものや笑いがいっぱいのもの等、各ブロックのメッセージが伝わってくる見応えのある作品ばかりでした。また、今年初めて実施されたマス衣装のランウェイでは、堂々としたポージングやウォーキングをする姿に歓声が飛び交いました。

 その後、各会場でパフォーマンスが行われ、体育館では吹奏楽班によるディズニーメドレーやダンスを交えた演奏があり、また、チアリーディング班の力強い演技と技は圧巻の一言で、会場を虜にさせました。一方で、書道班の登場では、静寂な空気に変わり、無駄のない動きで大きな紙に一発勝負で書かれた文字は見事な仕上がりでした。

視聴覚室では、映像を上手く利用した漫才や、合唱班とギター班とのコラボでは「Mela!星に願いを」等のピアノを交えての演奏が楽しめました。軽音班の4つのバンド演奏でフェス会場へと一変し、会場いっぱいの観客とバンドが一体となって盛り上がりました。

 選択教室では、M-1出場経験のある2人漫才、武道場では男子生徒のダンスと歌やラグビー班のダンス、11人の本格的なロックダンスの発表が披露されました。

 音楽室では、バイオリンとピアノのデュオによる演奏の後、3人の奏者のピアノ演奏に聴き入りました。

 中庭では、ギター班による演奏が行われ、校舎中に演奏と歌声が響き渡りました。

 階段や渡り廊下は、アーティストの飾り付けで埋め尽くされていました。不思議の国のアリスのトランプ兵に案内され、ピタゴラスイッチや宇宙船のコックピットを体験する等、一歩進むごとに、クラス発表の異空間へと誘い込んでくれました。

 クラス発表で隅々まで見事に装飾された教室や廊下は、まるでテーマパークのようでした。昭和を意識した演出の模擬店や、謎解きやクイズ、立体的な間違い探し、ジェットコースター等のアトラクションは人力とは思えない迫力でした。カジノは種類が豊富で、丁寧に作り込まれたボードやカードで体験でき、不思議な仕掛けのあるフォトスポットで楽しめました。

 今年は、4年ぶりに保護者の参観、模擬店と中庭での有志発表が再開されました。

 これからも続くウィズコロナ時代、これまでの開催経験をうまく活かして湖風祭は進化し続けています。特に、今年は体育館と校舎間の生徒の移動時に、通路の完全分離と誘導の工夫が見事でした。総務部の綿密なスケジュール管理や危機管理対策、臨機応変な対応は、今後も後輩へと引き継がれていくことでしょう。

 子どもたちがそれぞれの分野で主体的に活躍し、笑顔溢れる1日目が終了しました。

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滋賀県立膳所高等学校