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[PTA]班訪問:チアリーディング班

2023/12/20

 チアリーディング班の取材に訪れたのは、3年生にとって最後のパフォーマンスとなる発表会直前で、貴重な練習中にもかかわらず班長が笑顔で応じてくれました。

 20237月現在、1年生12名、2年生21名、3年生20名の合計53名が所属し、平日の水曜日以外の週4日、1日2時間活動しています。パフォーマンス前には、完成度をより高めるために水曜日や土曜日にも練習します。また、滋賀県のチアリーダー協会から外部コーチが月に何度か来てくださり、選曲やフォーメーションのご指導を仰いでいます。

 練習はまず柔軟をしっかりしてから、その後、基本の形やスタンツの練習をします。パフォーマンス前になると、通しの練習を中心に行い、動画に撮って何度も改善点を話し合います。取材時も指摘されたことはその場ですぐに見直し、上手くできたところ、できなかったところを演技途中でも声を掛け合っていました。

 チア班といえば今年度は班にとって大きな変化があり「総務部応援団」から「体育部チアリーディング班」になりました。昨年度までは運動場の隅で練習するため、練習時間も限られていました。そのため自分たちが納得できるパフォーマンスができないこともあったそうです。班になったことで、部室が新設されて、体育館の使用が可能となり、練習場所と時間の確保ができるようになりました。また班員たちの内面の変化もみられ、自己満足するだけではなく、選手や観客の心に届く応援をしたいという意識がより高くなったそうです。さらに、チアを通して、地域交流を深め、より多くの人を応援していきたいとのことでした。これからは膳所地域のイベントや壮行会に参加していきたいそうです。

 参与の先生にお話を伺うと、活動メニューはほぼ生徒が中心となり考えていると話してくださいました。班員に信頼をおいて任せておられる様子でした。また、怪我だけはしないように気をつけてほしいと見守っておられました。

 応援を通して、元気を与えてくれる、笑顔が欠かせないチア班ですが、練習での苦労、怪我をしないさせないといった緊張感や、トップに立つときの恐怖心と向き合っているそうです。練習中にも常に声を掛け合って怪我をしないように気を配っている様子が窺えました。入班のきっかけは様々ですが、日々練習を重ね、みんなの気持ちが一つになっていくそうです。班員の団結力が笑顔になっている、そんな様子が取材中に笑顔を絶やさず話をしてくれた班長からも感じ取ることができました。本番を迎えたチアリーディング発表会でも日々の練習の苦労を全く感じさせない最高の笑顔で会場の観客を元気づけ、見ている私たちも笑顔にしてくれました。3年生にとって最後のパフォーマンスは「チア班に入って良かった!」という言葉どおりの悔いのない笑顔がとても印象的でした。

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滋賀県立膳所高等学校