主人公は膳所高生…「成瀬は天下を取りにいく」（新潮社刊）著者の宮島未奈先生をお迎えし、９月１３日（火）放課後に本校図書館で講演会を開きました。

  講演会の前半は、宮島先生から「成瀬～」のはじまりや出版に至る経緯、普段どんな風に原稿を書いているかなど、執筆活動についてお話を伺いました。また、後半の生徒との質疑応答では「なぜリアルな膳所高校の日常が分かったのか」「モデルの中学校はどこか」など、「成瀬～」を読んだ生徒から次々と質問が投げかけられ、その謎が判明していく、楽しい時間となりました。講演後は、サインを求める長蛇の列ができました。

　その後、主人公「成瀬あかり」が所属した本校のかるた班の活動場所へ。班員生徒との「かるた談義」などの交流のあと、一転して、真剣な練習の様子を見て頂きました。

宮島先生、貴重な機会をありがとうございました。

次回作を楽しみにしております。

〔参加生徒の感想〕

・僕は、西武大津にも頻繁に行っていて、親近感が湧き、小説の世界に引き込まれました。SNSなどを利用して情報を集めたと聞き、なるほどと思いました。

・直接、作家さんと交流したことがなかったので、裏話しなども聞けてとても楽しかったです。プロットなしで執筆されているというのは驚きでした。