１０月２０日（木）にプロ野球ドラフト会議２０２２で福岡ソフトバンクホークスから育成７位の指名を受け、先ごろ正式に入団が決定した本校卒業生の水口創太さん（２０１８年卒業、現：京都大学医学部人間健康科学科４回生）が入団決定の報告のため、本校を訪問しました。

　水口さんは２０１５年４月に本校へ入学。野球班在籍時は１９４ｃｍの長身を活かした角度のある速球を武器にエースとして活躍しました。卒業後は、１年間の浪人期間を経て、京都大学医学部人間健康科学科に入学。京都大学でも野球部に所属し、３回生時にはストレートが最速１５２㌔を計測し、一躍、ドラフト候補選手に名乗りをあげました。プロ入り後も伸びしろが豊かな、魅力十分な素材型選手として今後の活躍が大いに期待されています。

　今回の母校訪問は、学業と野球とに一生懸命に打ち込んだ母校に入団報告をしたいという水口さんからの申し入れで実現しました。来校後、まずは冨江宏校長に入団を報告し、今後のプロ選手生活での抱負や高校在学時の思い出などに花を咲かせました。その後は、野球班員をはじめとする在校生や教職員が待つ会場に移動。放送班員によるインタビュー形式で在校生との交流が進みました。会の最後には、水口さんから「膳所高校で日々文武両道に励んだ経験が、自分を成長させてくれました。みなさんに１軍で活躍する姿が見てもらえるよう頑張ります。」という力強いメッセージがあり、会場は大きな拍手に包まれました。