2024/11/18
2024/11/5
2022/10/11
いちご一会とちぎ国体のセーリング競技が10月2日(日)から5日(水)の4日間、千葉市👉稲毛ヨットハーバーで開催され、本校ヨット班からも6名の選手が滋賀県選手団として派遣されました。
城毅さん(3年)と高田晃希さん(2年)は👉少年男子420級、今井陽子さん(3年)と中村燎さん(2年)は👉少年女子420級、壱岐朋子さん(3年)は👉少年女子レーザーラジアル級、そして安田真之助教諭が👉成年男子レーザー級に出場しました。
全国の強豪選手たちが集う国民体育大会で壱岐さんが2位の偉業を達成!!また、城・髙田ペアと安田真之助教諭はともに7位入賞、今井・中村ペアは12位と健闘しました。
【選手たちのコメント】
〇壱岐朋子さん:少年女子レーザーラジアル級準優勝
「私は全国インターハイでの後悔を踏まえ、今回は『悔しさは残っても、後悔の残らないレースをする』という目標でシリーズに臨みました。失敗もありましたが、2位という結果を残す事が出来ました。優勝したかった気持ちもありますが、実力を出し切れたので後悔はありません。また、もう一つ、『支えてくれた人たちに成績で恩返しをする』という目標がありました。私の3年間のヨット生活を様々な形で支えてくださった顧問の先生方、コーチの皆様をはじめとし、家族、先輩、チームメイト、友人、全ての方には、感謝しかありません。最後に成績で恩返しをする事が出来て本当によかったと思います。ヨットで培った力は、なにもヨットだけで生きるわけではありません。この経験と学んだ力を、これからの糧としたいと思います。最後になりましたが、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。」
〇今井陽子さん:少年女子420級12位
「応援ありがとうございました。今大会にはインターハイのリベンジを果たそうと挑みました。課題だったスタートを克服することができたことは良かったです。第1・2レースは得意な風の中、練習の成果を発揮することができました。クルーとコミュニケーションを取りながらコースが引けたこと、海面の様子や他艇をよく見て細かなトリムができたことが良かったと思います。第3〜5レースでは初めて見る高い波に手も足も出ず、不甲斐ない気持ちでいっぱいです。目標としていた8位以内の入賞に届きませんでしたが、振れる微風から強風まで幅広いコンディションの中で実力通りの結果だと受け止めています。最後になりましたが、大会期間中チーム滋賀の皆様には大変お世話になりました。また、指導して下さった先生方、コーチの皆様、支えて下さったОB・OGの皆様、本当にありがとうございました。多くの方に支えられ、一緒に乗ってくれる中村燎ちゃんがいてくれたからこそ、ここまで続けることができました。感謝の気持ちを胸に、この経験を大学で活かしていきたいです。」
〇中村燎さん:少年女子420級クルー12位
「大会中の多大なる応援ありがとうございました。3日目の強風でのリタイアが敗因となってしまい、本当に悔しい思いで一杯です。初めて見た波の大きさに対応できず、先輩の期待に応えられなかったことに申し訳なく思います。先輩と420のペアを組ませていただいたことで、この約8ヶ月間、本来では見られなかった高いレベルの世界を見させていただきました。精一杯を尽くしながらも到達できなかった全国大会での入賞を、今回の悔しさをバネに成し遂げたいと思います。残り1年を無駄にせず、練習に励みたいです。今後とも応援よろしくお願いします。」
〇城毅さん:少年男子420級スキッパー7位入賞
「応援ありがとうございました。自分たちは7位で入賞することができました。5月に国体出場が決まり、全国インターハイ出場は叶わなかったものの、最後の最後で積み重ねてきた練習の成果を出せて今はホッとしています。運営に携わっていただいた方々、現地で応援してくださった監督、コーチの方々をはじめとする滋賀県チーム。応援してくださった山下先生、OBの皆様、家族、3月から乗り続けてくれた髙田君には感謝しかありません。これで高校ヨットは引退しますが、進学先でもさらなる高みを目指して練習に励みたいと思います」。
〇髙田晃希さん:少年男子420級クルー7位入賞
「今回様々な面でサポートして下さったteam滋賀のみなさん、応援してくださったOBの 皆様、ペアの城さん本当にありがとうございました。今回は最終成績7位で国体入賞という目標を達成することができました。近畿大会では悔しい思いをしたので最後に良い結果を出せてとても嬉しいです。しかし、自分のさまざまな課題を改めて認識した大会でした。上位層と走り合う中で動作の細かいミスなどが差となっていることを感じ、どんなメンタリティ、コンディションでも完璧な動作ができるよう技術を高めていく必要があると感じました。また、コース取りなど全体的にスキッパーに頼りきってしまうことが多く、自分の力不足を感じました。これまで学んだ事をこれからのヨット生活に生かし、1年間でさらにレベルアップしていきたいです。応援ありがとうございました。」
〇安田真之助教諭:成年男子レーザー級7位入賞
「私は今年度から膳所高校に赴任しました。4月からヨット班の顧問として部員たちと一緒に取り組みました。 ヨット班の活動を指導して私が最も感じたことは活動が『主体的』であることです。予定や練習内容などを顧問が決めるのではなく生徒自身が考えて、活動に取り組む姿勢から学ぶことはとても大きいと感じました。選手たちは勉学と競技の両立で大変だったと思いますが、限られた時間の中で一生懸命に取り組み、最後までやりきることができました。選手たちの努力や苦労を近くで見てきたので、表彰台での姿、表情にはグッとくるものを感じました。表彰式後にやりきった表情の生徒たちと賞状をもって過ごした時間はとても幸せでした。膳所高校の班活動で学んだ事を今後の生活に活かしてほしい。応援してくださった皆様ありがとうございました。今後も2025年『滋賀国スポ』の表彰台に向けて頑張ります。」