2024/11/18
2024/11/5
2022/8/22
連日、熱戦が繰り広げられている「四国総体2022」。本校ボート班がボート競技女子舵手(だしゅ)つきクォドルプルで見事3位に輝きました!!おめでとうございます!!
公益財団法人日本ボート協会では、10種目を公認していますが、今回の「四国総体2022」ボート競技ではシングルスカル、ダブルスカル、舵手つきクォドルプルの3種目が男女別に実施されました。シングルスカルは1人漕ぎ(艇の重量:14㎏以上)、ダブルスカルは2人漕ぎ(艇の重量:27㎏以上)、舵手つきクォドルプルは2本のスカルオールを両手に持った4名の漕ぎ手とコックス1名の計5名(艇の重量:53㎏以上)が漕走します。オリンピックをはじめとする国内外の公認大会では2,000mの距離で競いますが、「四国総体2022」は1,000mのコースで争いました(会場:愛媛県今治市玉川湖ボートコース)。
〇8月11日(木)予選5組に登場した膳所は3分53秒17のタイムで1位でフィニッシュ。2位加茂(岐阜)、3位田村(福島)とともに難なく準々決勝進出を決めました。
〇8月13日(土)準々決勝では宮津天橋(京都)、青森中央(青森)、徳島市立(徳島)と7組で登場。予選タイムよりやや遅れました(4分10秒61)が、このレースも1位でフィニッシュし、宮津天橋とともに準決勝に駒を進めました。
〇8月14日(日)午前、決勝進出を懸けた準決勝には16校が登場。4校ずつの4組に組み分けされ、各組の1位校のみが午後からの決勝に出場が決まるというシビアなレース。膳所は小松川(東京)、津商(三重)、桜宮(大阪)とともに4組に登場しました。重圧の掛かるレースでしたが、膳所はここでも遺憾なく実力を発揮して、見事1位(3分56秒98)で決勝進出を決めました。
〇8月14日(日)午後、いよいよファイナルレース。決勝は、優勝候補の筆頭格に挙げられていた美方(福井)、開催県の松山東(愛媛)、関東の強豪・富士河口湖(山梨)と膳所の4クルーで行われました。準決勝までのレースでは、スタートから先行して、そのまま逃げ切っていた膳所でしたが、決勝ではスタートから美方、松山東に先行される苦しい展開となりました。しかし、レース中盤から終盤にかけて、松山東に肉薄する粘りを見せてくれました。
1位 美方 3分51秒05
2位 松山東 3分58秒71
3位 膳所 4分01秒44
4位 富士河口湖 4分15秒04
【選手たちの喜びの声】
〇COX・白井和湖さん(2年):「このインターハイ期間は一生忘れられない思い出です。すごいクルーのみんなと一緒に乗れて、本当に貴重な経験をさせてもらいました。私自身も半年前には想像できないくらい成長することができました。私たちを応援し支えてくださった方々、毎日朝早くから練習に付き合ってくださった顧問の先生方、本当にありがとうございました。この経験を生かして今後も頑張ります。」
〇整調・井上愛莉さん(3年):「私にとって最後の大会であるインターハイでは、自分自身がクルーを引っ張る存在となって悩んだことも苦しかったこともありましたが、大切な仲間や先生方と共に乗り越えることができました。目標としてきた優勝には届きませんでしたが、自分たちの力を全国大会で発揮することができて、大きな自信になりました。大会を開催してくださった方々、熱心に指導してくださった先生方、クルーのみんなや応援してくださった方に感謝したいです。この経験はどんな時も私の人生の支えになると思います。」
〇3番・西川千晶さん(3年):「3年生にとって最後の大会、たくさんの人の想いを背負って臨みました。大会を通じて、周りの人に支えていただきながら楽しく全力でボートに取り組んだ日々は、私たちにとってかけがえのないものだったと気付きました。大会関係者の方、私たちの成長を見守ってくださった先生方、応援に来てくださった先輩方、支えてくれた家族や仲間に感謝の気持ちでいっぱいです。」
〇2番・三苫詩葉さん(2年):「先輩にとって最後の夏、最後のインターハイ。共に全力で駆け抜けることができました。しんどい練習に心が挫けそうになった時、いつも先輩方が私を引っ張ってくれました。尊敬する先輩方と一緒に漕げてとても楽しかったです。私たちを支え、今まで練習に付き合ってくださった先生方、大会運営に関わってくださった方、応援してくださった方、本当にありがとうございました。」
〇バウ・筒井里美さん(3年):「インターハイ期間は、私の高校生活の中で一番の青春でした。全国3位という結果に、以前の私ではとても感じなかったであろう『悔しい』という感情を抱くことができ、メンタル面での成長を感じました。たくさんの方々の支えがなければ、今までこんなにも一生懸命練習に打ち込むことが出来なかったと思います。私たちを支え、応援してくださった方々に感謝するとともに、この貴重な経験をこれからの人生で活かしていけるよう精進したいと思います。」
〇補漕・井深美桜さん(2年):「私は今回補漕として参加しましたが、インターハイという全国の舞台ではレベルの高い選手が全国から集まっていて、たくさん学ぶことができました。日々練習に励み、努力している先輩方の姿を見てかっこいいと感じましたし、次は私がこういう風になりたいと思いました。この気持ちを忘れず、これからの練習を頑張りたいと思います。」
〇補漕・数野穂乃香さん(3年):「全国の舞台では、今まで以上にボートの魅力を実感することができ、とても貴重な経験となりました。先生方や家族、愛媛での関係者の方々、そして共に頑張った仲間への感謝への気持ちを忘れず、この経験をこれからの私自身の糧とします。」