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「第24回日本水大賞」未来開拓賞受賞

2022/6/22

本校3年生 佐藤瑠乃さんが、「第24回日本水大賞」未来開拓賞を受賞しました。6月14日、東京お台場にある日本科学未来館での表彰式・受賞活動発表会が、秋篠宮皇嗣殿下のご臨席のもと開催されました。授賞式では、日本人初のスペースシャトル計画に参加した宇宙飛行士であり、宇宙航空研究開発機構 (JAXA)宇宙活動推進室長、京都大学大学院特任教授など歴任された科学者でもある日本科学未来館名誉館長 毛利衛さんから賞状を授与されました。
日本水大賞は、21世紀の日本のみならず地球全体を視野に入れて、水循環系の健全化を目指し、美しい水が紡ぎ出す自然の豊かさの中にも水災害に対して強靱な国土と社会の実現に寄与することを目的としています。

佐藤さんはJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)次世代人材教育が主催するびわ湖トラストジュニアドクター育成塾で長年琵琶湖の固有種ビワオオウズムシについて姉妹で研究していました。近年、ビワオオウズムシが絶滅したのではないかという危惧が生じ、佐藤さんら女子高校生姉妹を中心に、小学生から、生態学者、物理学者、最新鋭のロボット技術者が年齢を超えたビワオオウズムシ調査隊チームをつくり調査に乗り出しました。水中ドローン、自立型水中ロボットなどの技術立国日本の最新性の技術を駆使してのビワオオウズムシの探索です。若い力によって、様々なハイテク技術の利用して、ビワオオウズムシから地球環境の変化を探る試みが行われたことは、正に、未来を支える原動力になり、未来開拓賞に相応しい活動と評価されました。

 佐藤さんは、本校SSHでの京都大学特別授業やサイエンスプロジェクトにも参加しており、膳所高校が推進してきた科学教育の探究こそ、今回の快挙に繋がったと語っています。

なお、詳細については下記リンク先から閲覧できます。
第24回日本水大賞 表彰式・受賞活動発表会 (japanriver.or.jp)

また、『びわ湖トワ』は、2018年にびわ湖トラストが、「新しいびわ湖の歌がほしい」との子どもの声に応え、守山市出身の姉妹、野上涼子さんが作詞、加藤景子さんが作曲による一般公募で決定した琵琶湖の新しい歌です。

『びわ湖トワ』について

 

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