滋賀県立膳所高等学校

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校長挨拶

 滋賀県立膳所高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、入学式を終えて間もなく臨時休業に入りました。長期化が懸念されるなか、家庭で孤独や不安と闘いながら机に向かっている生徒たちに対して、学習指導や進路指導、教育相談など本校教職員全力でサポートしていきたいと考えています。そして、一日も早く生徒たちが正常な高校生活を取り戻せるよう願っています。
 さて、本校は明治31年に創立された滋賀県第二尋常中学校を起源とし、その後、幾多の変遷を経ながら、昭和31年に滋賀県立膳所高等学校と改称して現在に至る、百二十有余年の伝統を誇る学校です。創立当初は、現在の校地よりも北方に仮校舎で開校しましたが、明治34年、膳所藩の藩校である遵義堂址に新校舎が建設され、以来、現在の校地においてその歴史を刻んできました。
 本校の校訓は『遵義・力行』です。『遵義』とは「誠実な心で、真理と正義を追求し、人類の未来に貢献しよう」と決意することであり、『力行』とは、「自主・自律を尊び、心身を鍛え、高い理想に向かおう」とすることです。本校生徒には『遵義・力行』に掲げられている気高い精神を胸に、高い志を持って、先輩方が築いてこられたこの良き伝統を受け継ぎながら、本校の歴史に新たな1ページを加えてくれることを期待しています。
 本校は、普通科と理数科を有し、全校32クラス、1,200名を超える生徒が在籍しています。これまで世に送り出した卒業生はおよそ4万人を数え、積み重ねてきた質の高い教育活動により、優れた進学実績を残し、全国でも指折りの公立高校としてその名を知られるようになりました。我が国の政治や経済、学術、文化、教育、医療などあらゆる分野においてリーダーとして活躍する優れた人材を輩出してきており、現在も生徒が高いレベルの学習活動と班活動に励んでいます。班活動(部活動)は、総務部、報道部、体育部、文化部の4部、39班で構成されており、自主性を大いに発揮しながら活発に活動しています。全国大会にも多数が出場し、昨年度はインターハイのヨット競技で優勝を飾るなど輝かしい成果もあげています。湖風祭と呼ばれる学園祭も大いに盛り上がりを見せ、その他の諸行事とあわせ、活気に満ちた学校生活となっています。
 さらに、平成18年度から文部科学省のスーパー・サイエンス・ハイスクールの指定を受け、現在3期目、15年にわたりに理数系教育に力を入れています。科学技術人材育成重点校にも指定され、その研究活動の実績は、全国の指定校の中でも、とりわけ高く評価されています。学校設定教科「探究」での活動に加え、京都大学や滋賀医科大学との高大連携事業、科学英語講座、国際科学オリンピックへの参加、イギリスでの海外研修などの取り組みにより、探究心にあふれ国際的な視野を持つ人材の育成に努めています。
 これからも、伝統の上に築かれた「自主自律」、「文武両道」の精神を継承し、未来をたくましく切り拓く知性と教養ある人材、社会に貢献する志高い人材の育成を目指してまいります。

                          滋賀県立膳所高等学校  校長 橿原 義幸