祭の名は。～ＺＥｎＺＥｎ全力湖風祭～　２０１７年７月１１日（第２日目）

体育館に入ってすぐ、全校生徒のほとばしる熱気と生き生きとした笑顔に迎えられ、これが膳所高の湖風祭だと朝から心が踊りました。
二日目の開会宣言。そしてそれに続く音楽選択生による合唱「歓喜の歌」等３曲、迫力ある歌声に会場中から歓声が沸きました。
その後、６ブロックのビジュアル発表があり、どのブロックもストーリーや演出が上手く考えられており、観客の笑いとどよめきを誘っていました。
校舎内には、アーティスト部門担当の生徒達によって、各場所ごとにかなりの工夫を凝らした完成度の高い装飾がなされており、作り手の強い思いが伝わってきました。
また、視聴覚室では、有志発表の熱の入った演奏を満喫することができました。最後に思わずアンコールをお願いしたところ、さすがはサービス精神旺盛な膳所高生達！願いをきいてくれて、即興で２曲も弾いてくれました。
1，2年生による模擬店では、各クラスのこだわりやカラーがよく出ていて、コスプレしている人がいたり、本職顔負けの接客をしている人がいたりと、生徒達の楽しそうな笑顔が眩しく感じられました。
中庭でのギター班の演奏は、普段からの練習の成果を出し、大勢の観衆を前に堂々と演奏できていて、生徒達の満足した顔が印象的でした。
体育館では、班や有志による発表が次々と行われ、終始盛り上がっていました。発表している生徒達とそれを応援している生徒達が一体となった雰囲気に、普段からの仲間意識の高さが伺われ、参観している保護者のみなさんもとても楽しそうでした。
二日目の参観者がピークに達し、体育館が埋め尽くされたのは吹奏楽班の発表の時でした。レベルの高い演奏を披露しながら、ダンスあり、トークあり、観客の指揮者体験ありと、とても工夫された内容でした。そして何よりも演奏者達がみな笑顔で、指揮者を中心に心をひとつに楽しんでいる湖風祭ならではの雰囲気が、大いに会場を盛り上げていました。
さらに生徒会長主催「ＩＰＰＯＮ」！膳所高を代表する選ばれし笑いの達人が舞台に集結、即興のお題に回答し、観客を笑わせるという企画は大成功！
最後に、生徒全員が体育館に集まり行われた文化祭のエンディングでは、全ブロック長のこの湖風祭へかける熱い思いと仲間達への感謝の気持ちが伝わり、こちらにも胸に迫るものがありました。
私にとって初めての湖風祭参観でしたが、さすがは膳所高生！と感心、感動し続けながら、隅々まで堪能いたしました。 今年のテーマ「ZEnZEn全力湖風祭」そのもののすばらしい二日目でした。