７月２９日(金)、サイエンスプロジェクトの特別講座としてAI・データサイエンス基礎講座を実施しました。

株式会社バイオームの藤木庄五郎様を講師にお迎えし、環境保全を目的としたAI・アプリ開発についてお話いただきました。株式会社バイオームは、スマートフォンで撮影した生物の種を特定し、生物の生息地の情報を収集するアプリの開発をしています。このアプリにより、ある生物がこれまで北限とされていた地域よりもさらに北で発見されました。この発見は、地球温暖化の影響を示唆しています。

講義では、大学時代の研究についてや、生物種を特定するための画像認識のプログラムの仕組み、環境問題の解決という目標に向けて人々にうまく働きかける工夫や会社としての取組、起業当初の苦労など、環境問題、AI、起業という３つの要素を結びつけながらお話いただきました。