合唱班は、12月26日に八日市文化芸術会館で開催された、声楽アンサンブルコンテスト県大会（しが・ヴォーカルアンサンブルコンテスト）で金賞を受賞し全国大会へ推薦されました。

全国大会高等学校の部は３月19日に福島市にて開催予定で40校が出場することになっていました。非常にレベルが高い大会で、ヴォイストレーナーの先生にも指導を受け本番にむけて調子を整えつつありました。

ところが、３月１６日夜に発生した東北地方の地震により開催地福島市で震度６強を観測し、17日朝に大会本部より中止の連絡が入り、仕方ないとはいえ部員全員愕然としました。大会会場も避難所になったそうです。

そこで、これまで取り組んだ努力の成果を残すため、全国大会で歌う予定だった曲を３月28日にフィガロホールにて収録することになりました。演奏したのは「グリンピースのうた」（宮田滋子　詩）、「棗のうた」（岸田衿子　詩）、「おんがく」（まど・みちお　詩）（いずれも　木下牧子　曲）のアカペラ３曲です。ハーモニーの美しさを追求しつつ楽しんで歌うことを目標にしてきました。

気持ちの切り替えをするために、さらに今後の合唱活動につなぐためにも心を込めて演奏しました。令和４年度も楽しく合唱活動をする仲間を増やしていきたいです。