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[PTA]班活動におじゃましますーサッカー班ー

2018/11/22

サッカー班 

 夏休みに入った7月末、ホーム(膳所高校第2グラウンド)でサッカー班の練習試合が行われるということで取材にお邪魔しました。
 本来3校での対戦試合でしたが、台風の影響で長崎からの学校の遠征がキャンセルになったため、地元大津市の高校との試合を見学させていただきました。

 フィールド内に選手が入り、円陣を組み掛け声を掛け合い、すぐに試合が始まりました。
 序盤から激しいボールの奪い合いが続きます。砂煙の舞う中で試合終了のホイッスルが鳴るまで必死にボールを追いかけて、ドリブルやパスでゴールを目指します。彼らの汗の量と物凄い運動量には驚かされました。試合中は、フィールド内外から指示や声援が飛び交い、チームのまとまりを感じます。試合前やハーフタイム中は、

監督のもとに全員が集まり、ホワイトボードを使用しながら、真剣な表情でミーティングをしていました。また、マネージャーはタイミングを考えてドリンクの準備に取り掛かっていました。彼女たちが作るドリンクは、代々受け継が

れている秘伝のレシピだそうです。

 春の高校総体後、12名のうち5名の3年生が引退し、現在は、3年生7名、2年生11名、1年生17名の選手と笑顔の素敵なマネージャー3年生1名、2年生2名、1年生1名の合計39名で活動しています。キャプテンは3年生から2年生に引き継がれており、「目標は、春(インターハイ予選)と秋(全国高校サッカー選手権大会予選)の滋賀県大会で優勝すること。そのために、内容の濃い練習をしています」と凛々しく答えてくれました。
 平日は放課後2~3時間の練習、週末は試合が中心になります。決して多くはない練習時間の中で集中力が求められるようです。そして、年間50~60試合を行い、長期休暇には2泊、3泊で全国各地へ遠征します。最近では、山口県や石川県へ遠征しました。
 現在もサッカーを続けている多数のOBとの繋がりも深く、その関係を通じて練習試合が組まれることも多いそうです。この夏休みには筑波への遠征の予定があり、現在J2リーグに所属している水戸ホーリーホックの下部組織と組まれている練習試合もその一つです。また、大学との練習試合では、大学見学の意味合いも込められており、サッカーだけではなく進学にも役立つようにというサッカー班の文武両道の思いも感じられました。

 最後に顧問の先生に伺いました。「このチームは、選手が主役です。持ち前の『集中力・継続力・判断力』を活かし、どの選手がどの場面に出ても上手くプレーできるのが長所です。試合での経験の積み重ねの中で、個々が成長し、そして社会でも通用できる人間になってほしい。先輩からの伝統を大切に、お互いを大切に、そして未来の後輩にも誇れるように、そんなチームに育ってほしい」とのことでした。
 今年は酷暑と言われる暑い夏ですが、熱い彼らを精一杯応援したくなるそんな一日でした。

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滋賀県立膳所高等学校