令和7年5月10日（土）、令和7年度のPTA総会がピアザ淡海・ピアザホールで開催されました。 

 　開会に先立ち、橋副会長より総会成立の報告がありました（会員数1,121人、開会時点で出席187人・委任状提出849人）。 

 　はじめに、若林会長が令和6年度の活動として、生徒被災時の簡易トイレ整備や京都大学訪問研修などを紹介し、「子どもの学びと育ちを支えつつ、我々保護者も共に育つさまざまな取り組みができた」と感謝の言葉を述べました。 

 　続いて、横井校長先生からは、全保護者が加入していることへの謝意とともに、「少子化が進む中、キャリア教育の充実と本校伝統の文武両道・教養主義の継続を進めたい」とのお話がありました。 

 　議事に入り、令和6年度の事業報告、会計決算・監査報告、教育振興費決算・監査報告が承認され、次に役員・会計監査人改選が行われました。南井新会長、木村・高木両新副会長をはじめとする新体制の案が承認され、旧役員が退席、新体制へと引き継がれました。 

 　南井新会長が「活動が偏らず、誰もが無理なく参加できる形を工夫したい」と抱負を述べた後、令和7年度の事業計画案、会計予算案、教育振興費会計予算案の審議が行われ、すべて拍手で承認されました。なお、事業計画案では、加藤先生から「湖風祭では7月4日に大津市民会館を初めて活用するが、収容に限界がありこの日は非公開としたい」との説明もありました。 

 　ここで議事が終わり、報告に移りました。 

 　まず教務課の板倉先生からは、今年度は国スポ・障スポの開催や高校入試制度の変更に伴い、2学期以降の行事予定に変更の可能性があること、また学校行事や各種届出書類については、学校のウェブサイトから随時ダウンロードして活用してほしいとの案内がありました。 

 　生徒支援課の渡邉先生からは、自転車事故が例年約10件把握されており、朝は特に自宅近くでの発生が多いことから、家庭でも注意喚起とヘルメット着用の促進をお願いしたいとのことでした。また、湖風祭や班活動、不登校に関する現状についての報告もありました。班活動においては発雷時、教員が指示を出すが、各班員自身も指示を待たず自らすぐ避難するよう指導もしているとのことでした。 

 　進路指導課の獅子堂先生からは、進路状況および指導方針について詳細な説明がありました。あわせて、本年度も学校推薦型入試や女子枠の増加が見込まれ変更が多いので、進路に関する情報提供にも努めること、また8月4〜5日に東大・早大見学会の実施を計画していることなどのお話もありました。 

 　本年度も多くの議案が丁寧に審議され、すべて承認・可決されました。父母教師の会が今後も、生徒の学びと成長を支える場として、その役割を果たし続けることを願ってやみません。