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[PTA]2年PTA研修会報告

2025/2/25

 2025年1月25日(土)に、ピアザ淡海にて第2学年PTA研修会が開催され、107名の保護者が参加しました。プログラムは、PTA会長および校長先生からの挨拶のあと、学年主任の藤居先生より「修学旅行と2年生の現状」についての報告、進路指導課長の獅子堂先生より「大学入試の現状と保護者としての心構え」についてのお話がありました。

 若林PTA会長からは、日々の活動への参加・ご協力への御礼と共に、今日の研修の内容が、お子さんの進路選択や保護者としての関わりを考える一助となればとありました。

 嬉野校長先生からは、最上級生となる生徒たちへの期待が語られました。特に、生徒自身の主体性が重要であることが強調されました。説明の中で「教育」という表現ではなく、より生徒の主体性を意味する「学び」という表現が使われました。教員だけではなく保護者にも今一度考えていただきたいテーマとのことです。

 「修学旅行と2年生の現状」に関する報告では、多数の写真・動画により様子が丁寧に共有されました。現地大学生と小グループで行動するB&Sプログラムや大学でのデザイン思考のワークショップ、2学年全員でのZEZEフェス(膳所高祭)など、私の高校生時代とは趣の全く異なる魅力的な修学旅行の様子がうかがえました。旅行中は、①一人にならない、一人にしない、②5分前行動(時間を守る)、③何かあったら相談する、を約束ごととして取り組み、帰国後に体調不良者が出るなど不測の事態はありましたが、無事に終了できたそうです。

 「大学入試の現状と保護者としての心構え」の報告では、入試を巡る情勢と入試方法の変化について豊富な資料と共に報告がありました。

 入試形態は多様化してきているが、一般選抜での入試を基本に考えてほしいとのことでした。総合型選抜や学校推薦型選抜は、対策の独自性が高く手間がかかる上、大学側の求める要件が高いため、すべての人にとって開かれているとは言い難いとのことです。なお6月に実施する第3学年PTA研修会にて、改めて今後のスケジュール、各大学の入試形態をとりまとめて報告するとのことです。

 膳所高生が伸びる時期は、高3の11月頃から(2月が一番伸びる時期)で、早い時期の成績でいたずらに志望校を見直す必要もないとのことでした。「6から7月は班活動・湖風祭に取り組んでもらい、物事を一生懸命やり切る力をつけてほしい。志望動機・志望校は7月ぐらいまでのところで考えてほしい。それらが、のちのち成績を伸ばしていく原動力につながる」といった話が印象的でした。

 「子どもを信頼し、保護者が無理をしない」ことが、受験期の保護者としての心構えとのこと。なかなか難しいことではありますが、意識したいと思います。

 2時間ほどでしたが、大変得るものが多い研修会でした。

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滋賀県立膳所高等学校