滋賀県立膳所高等学校

2015年07月27日

[PTA]PTA近畿大会(和歌山大会)報告

第41回近畿地区高等学校PTA連合会大会和歌山大会

平成27年6月19日(金)20日(土)、『和の心から元気な共育へ』のテーマのもと、第41回近畿地区高等学校PTA連合会大会和歌山大会が、ホテル アバローム紀の国および和歌山県民文化会館にて開催されました。大会には近畿2府4県から約2500名が参加し、本校からも7名が20日の記念行事および特別分科会に参加しました。

2015_PTA_kinki記念行事では、クロマグロの養殖で有名な近畿大学の水産研究所長 宮下 盛氏の講演『クロマグロの完全養殖と産業化への現況』がありました。ヒラメ、マダイといった魚種に比べて養殖が格段に困難なクロマグロですが、32年かけた粘り強い取り組みにより完全養殖に成功されました。養殖における問題点を1つずつ洗い出し丹念に調査し改善を重ねられた経緯や、資金調達の方法、商業ベースにのせるための工夫などを丁寧に説明されました。根気強い取り組みが子育てと重なる部分も多く、興味深く拝聴しました。この近大マグロは、関西では大阪梅田のグランフロントでいただけます。お刺身には近畿大学の卒業証書もついてくるそうです。かなりの人気店のようですので、ぜひ一度行ってみたいものです。

特別分科会では、『キャリア教育』をテーマとした基調講演および実践発表がありました。実践発表では、文武両道を校訓とする進学校 和歌山県立桐蔭中学校・桐蔭高等学校における事例の発表が特に興味深かったです。桐蔭のキャリア教育とは、人生を切り拓く力を身に付けさせようとするもので、大学卒業後の生徒の生き方にまで責任をもち支援していこうという、遠い未来を見据えたものです。具体的な実践内容としては、教科をキャリアの視点で見直した「桐蔭の学び」という冊子の作成、これを活用したオリエンテーション、ジョブシャドウイング(生徒が企業の職場で従業員に影のように寄り添い、仕事内容や職場の様子を観察すること)、生徒が15年後の自分をイメージするポスターセッションなどが紹介されました。どれもかなり労力と時間のかかりそうな内容でしたが、生徒のモチベーション向上に繋がっているようです。キャリア教育の重要性を再認識させられた発表でした。

担当:雲 恭子