午後の部は、恒例の吹奏楽班の演奏からスタートしました。「一狩り行こうぜ！吹奏楽班湖風祭ステージ～百花繚乱～」そのタイトルにふさわしく、班員全員による演奏やダンスは迫力があり、観客を魅了しました。心躍る軽快なリズムでは手拍子が湧き起こり、ソロパートではしっとりと聴かせて「上手い」と観客をうならせ、「英雄の証」や「ラプンツェル」など４曲を披露した後には、アンコールにも応えてくれました。全員が笑顔で楽しんで演奏している光景は、私達を幸せな気分にさせてくれました。

次に、生徒会長と愉快な仲間たちによる、大喜利「IPPONグランプリ in ZEZE 2018」では、まずペンライトを両手に持って踊るヲタ芸で会場内が盛り上がった後、膳所高校を代表するお笑いの達人たちが、笑いのセンスを競い合いました。出てきたお題に対して即興で回答し、チームの答えが面白ければ、「IPPON！」と点数が入ります。楽しい回答で、体育館は生徒達の笑いで包まれていました。

エンディングが始まりました。キレキレのダンスやサックスなどの演奏で、会場内の熱気はどんどん上昇し、ブロック長の登場で最高潮に達しました。ブロック長へのお願い事を叶えるコーナーでは、「憧れのブロック長と写真を撮りたい」や「誕生日を祝ってほしい」という生徒たちの願いを叶えてあげていました。
フィナーレでは、会場内がひとつにまとまり、大歓声に包まれました。生徒達は総立ちとなり、笑顔で手拍子したり飛び跳ねる姿は、清々しく輝いて見えました。

感動のエンディングの余韻に浸りながら、「今年も感動をありがとう！」と、先生方、生徒会総務部の皆さん、運営に携わっていただいた全ての方々に感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。こうして生徒たちが様々な感動を与えてくれた、２日間にわたる文化祭の幕が閉じられました。さあ、明日は体育祭です。生徒たちの奮闘に期待しましょう。