「Go for it 湖風堂々～Bring 爆 爆 Born～」をテーマに湖風祭1日目がスタートしました。体育館に力強いドラム音が鳴り響き、始まりを想像させるオープニング映像が流れ、期待が最高潮の中ブロック長9人が登場しました。小気味よく流れる紹介映像とともにスポットライトが次々とブロック長を照らしだし、さながら賞レースの紹介シーンのような迫力があり、拍手と歓声に包まれました。その後のビジュアル（映像作品）では、タイムスリップものやスパイものなど個性豊かな力作揃いでした。映像だけではなく舞台演技を加えたり、内輪ネタを挟んだりと飽きさせない工夫が組み込まれ、観客を大いに楽しませていました。マス衣装ランウェイではモデルたちが手を振りながらテンポよく歩き、ポーズを決めていました。吹奏楽班は重厚な音を響かせながら楽器を振ったりダンスをしたりと観客を魅了し、万雷の拍手を受けていました。チアリーディング班は笑顔いっぱいの切れのある揃ったパフォーマンスで観客を盛り上げていました。

　班バザーでは、美術班のきらびやかなデコサングラス、化学班の同じものが一つとないビスマスの結晶、生物班のDNAを形作ったビーズのストラップ、総務部の毎年恒例のラバーバンドなどが販売され、生徒たちが次々と買いに訪れていました。陸上競技班とボート班は同じ教室で競いながらペットボトル飲料を販売しており、上手な呼び込みに思わず足がとまりました。写真班はブロック長とのチェキを撮影販売し好評でした。音楽班軽音部は演奏会場でペンライトを販売しライブ会場さながらの盛り上がりをみせていました。

　廊下や階段には様々な飾りつけがされていました。クジラのダイナミックな表現と海の生物の多様性を丁寧に表現したものや、階段の形状を最大限に生かした超大型鳥の造形が度肝を抜くもの、紫色の藤と牛車で平安風情溢れるものなど目を奪われるものばかりでした。

　和室では、浴衣に身を包んだ家庭班の茶道部員指導のもと、お茶会が開催されていました。

　武道場ではHARMMNが曲に合わせてダンスを披露し、指先まで意識された細やかな動きと激しいダンスに、観客は合いの手や手拍子をしてかなりの盛り上がりをみせていました。

　中庭ではSing!sing!sing!の歌やギター班の演奏があり、響き渡る音楽に足をとめ聞き入る人々の姿が見受けられました。

　クラス発表では飲食店がたくさん出ていました。たこ焼きやポップコーン、パンケーキなどが教室内で作られ、とてもいい匂いに包まれていました。水がかかるジェットコースターでは安全性や水の処理などがよく検討され、工夫されたレース映像やリアルイベントによる大場賞（ダービー）も盛り上がりを見せていました。

　コロナ禍より続いていた制約が昨年以上に緩和され「子どもたちや保護者が集う湖風祭が戻ってきた！」と思える盛り上がりをみせた一日でした

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