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第23回「若山牧水青春短歌大賞」優秀賞を受賞!!

2023/2/21

 池田玲亜さん(1年)が第23回「若山牧水青春短歌大賞」で優秀賞(高校生部門)を受賞しました。

 受賞作品は「ねえただの空気の移動なんでしょううちわの風も君の吐息も」で、全国23,214首の応募作品の中から選ばれた秀逸の作品となっています。

👉若山牧水は1885年(明治18年)、宮崎県東臼杵郡坪谷村(現:日向市)で誕生。宮崎県立延岡中学校(現:宮崎県立延岡高等学校)に入学すると短歌と俳句を始めています。18歳の時に号を牧水としていますが、その由来は「当時最も愛していたものの名二つをつなぎ合わせたものである。牧はまき、すなわち母の名である。水はこの(生家の周りにある)渓や雨やから来たものであった」と本人が語っています。

 早稲田大学に入学後は、同級生の北原射水(のちの白秋)や中林蘇水と親交を深め、「早稲田の三水」と呼ばれていました。1911年(明治44年)には創作社を興し、詩歌雑誌「創作」を主宰。自然を愛し、人生の後半に住まいを持った沼津では千本松原や富士山を愛し、それらを題材とした自然文学主義としての短歌を多く残しています。

 出身地の宮崎県では牧水の功績を称え、1996年(平成8年)から短歌文学の分野で傑出した業績を挙げた者に対し「若山牧水賞」を授与しています。

 

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