2022/8/11
8月10日(水)、弁論班と生徒会総務部の12名が大津市議会議員の皆様との意見交換会に参加しました(於:大津市役所)。この催しは、大津市議会が「若者の議会への関心と投票率向上の仕組み作り」をテーマに取り組んでいる、市民との双方向コミュニケーション活動の一環で実現したものです。
14時、大津市役所に集合した12名はまず市議会議場に案内されました。実際の議員席に着席し、希望者は議長席にも座らせていただきました。議場を取り囲む2階の両側には歴代の市長・議長の顔写真が飾られています。この中には、わたしたちの先輩諸氏の写真も飾られています。また、2階中央には傍聴席があります。原則、一般公開です。議会が開かれているのが、平日の日中なのでなかなか足を運べませんが、いつか傍聴してみたいですね。議員席の足元には、ヘルメットが用意されています。災害対策として地震などが起こった際には、防災用ヘルメットとして利用されるようです。
議場見学終了後、市議会議員8名の方々が入場。お互いに自己紹介をし、4つのグループ(各グループ生徒3名・議員2名の構成)に分かれて、意見交換会が行われる委員会室に移動しました。移動後は約1時間、「若者の抱える課題を解決するために、市政・市議会は何ができるのか?」というテーマでざっくばらんな意見交換が行われました。
意見交換終了後は、再び議場に戻って、各グループからの発表となります。各グループ、どんな内容で議論が交わされたのか?議員の方々からはどのような説明や回答などがあったのか?などが発表されました。各グループからの発表と発表者は以下のとおりです。
【第1グループ】山西瑛太さん(3年)
①赤字になっている公共交通機関を今後どうしていくのか?
②教育格差をどう是正していくのか?
③起業について学べる場所が少ないことについて
【第2グループ】渡邉春和さん(3年)
①京阪電車の車両を増やすことはできないのか?
②大津市議会は実際に何ができるのか?
③生ごみの処理方法について
【第3グループ】杉田淳爾さん(2年)
①市バスの運行について
②教育や福祉について
【第4グループ】河田樹人さん(1年)
①保育士不足の問題について
最後は、参加者全員での記念撮影。めったに足を踏み入れることのできない場所で、有意義な半日を過ごすことができました。