滋賀県立膳所高等学校

2010年12月07日

班活動におじゃまします④

吹奏楽班訪問記

訪問日:2010年11月13日

101113_suisougaku01学校説明会の後に吹奏楽班の中庭コンサートが始まりました。「ルパン三世のテーマ」が演奏される中、大勢の班員が手際よく譜面台や椅子をセッティングされ、舞台が整った後、2曲目は「アンダー・ザ・シー」、3曲目は翌日のコンサートで演奏予定の「セシリアーナ」。平野先生指揮の下、披露される楽曲に中庭などにいた観客約150名は引き込まれていきました。舞台から数メートルの距離ならではの全身に響く迫力を感じた「情熱大陸」、演奏とともに班員によるダンスも披露された「Believe」の全5曲、とても音響設備などが整っていない会場とは思えない演奏に楽しいひとときを過ごすことができました。

班員は1年生40名・2年生35名、男性11名に女性が64名、平日は毎日、土・日曜日はコンクールなどを考慮して、1日と半日の組み合わせで長時間練習に励んでおられます。顧問の先生方は大変お忙しい中、毎日の練習室の鍵管理や校外での演奏会への付き添いなど、協力体制の中ご指導いただいています。特に、演奏会には75名の班員とともに数多くの楽器を運ぶ必要があり、引率の先生も3人がかりとなることが多いようです。「日々の練習場所は、校舎3階・4階の教室をお借りしています」と話してくれました。101113_suisougaku02息の合った楽曲が奏でられるまでには、個人練習→楽器ごとのパート練習→複数のパートによる合同練習→最後に全員での練習になるため、普通教室まで使用することになります。「お借りしています。」の言葉に、自分達の練習環境を整えてもらうことへの感謝の気持ちを感じました。また、切れのある揃ったダンスの担当はまず立候補、舞台の広さなどを考慮して身長制限があるそうです。ダンスチームは、自分たちの演奏と並行してダンス練習にも余念がなく、演奏会の見所の1つです。

滋賀県吹奏楽コンクールで金賞に輝いた班の連帯感は、演奏会に出かける時に発揮されます。大勢の班員と楽器の移動に、班長などの幹部だけでなく、2年生の班員の目配り・気配り、指示に対する1年生の協力と、班長が一番みんなの連帯感を感じる時だそうです。今年1月から外部講師として吹奏楽班を導かれている平野先生へ班員からの言葉は、「私達の話をよく聞いて希望が叶うようにご指導いただき感謝しています。」そして、先生から班員へは「1から10まで指導しなくても1つ言えば過去の経験を活かしてどうすればよいかを考えてくれる。」とのことでした。日に日に強い信頼関係が築かれています。

101113_suisougaku03最後に、班員から家族へ「楽器の購入や演奏会の旅費など金銭面での負担。毎日の食事の準備や演奏会の鑑賞。私達はお手伝いも十分できないけれど、精神的にも支えてもらっていて感謝しています。」面と向かっては恥ずかしくて言えない言葉ですが、考えることなく話してくれました。私達、PTAも素直に受け止めて応援できればと思いました。