滋賀県立膳所高等学校

2010年09月21日

班活動におじゃまします③

サッカー班

訪問日:2010年9月11日

観測史上最高の猛暑を記録した夏も終わりに近づいた9月、私たちは膳所高サッカー班が練習している第二グラウンドに足を運びました。第二グランドは校舎から少し離れた場所に位置し、サッカー班のほかに野球、硬式テニス班も活動しています。取材当日も、もう9月半ばにも関わらず35℃を超える真夏日を記録し、グランドで準備運動をしている生徒たちに容赦なく太陽の強烈な日差しが降り注いでいました。

100911_football03膳所高サッカー班は過去に全国高校サッカー選手権に滋賀県代表として出場したこともある名門で、現在でも常時県の大会でベスト8、16に名を連ねている強豪として知られています。全国高校サッカー選手権大会とは年末から正月にかけてテレビでも毎年放映されているサッカー小僧憧れの国立競技場で試合が行われるあの大会です。また、昨年は春季高校総体で野洲、草津東とともに近畿大会に出場しています。

名門校に相応しくハードな活動内容で、休みは月に数日、近畿はもとより筑波、山梨、広島など全国的な遠征試合を多数こなしてサッカーセンスを磨きます。顧問の山本先生、牧先生、野々村先生のご指導のもと、3年生25人、2年生31人、1年生24人(うち女子マネージャーが3人)が在籍しています。現在は3年生が引退して、2年生主体の新チームで選手権滋賀県予選を目指して練習しています。取材当日は数チームに分かれてのゲーム形式の練習をしていました。真っ黒に日焼けし、まだ少年のあどけなさが残る生徒たちが必死にボールを追いかけている姿を見て、ふと自分の高校時代のやはり暑い夏を思い出しました。100911_football02
私たちの高校時代は今より気温は低かったはずですが、当時グランドに立った時はもっともっと暑かったように思い出されます。ピッチのコンディションも悪く、雨が降れば池ができ、晴れの日は砂嵐の中で練習に明け暮れていました。夏休みの練習では卒業した先輩に、根性練習で絞りに絞られた記憶がよみがえります。練習後、ホースで水を浴びて、学校近くのパン屋で買った500mL入りのオレンジジュースをがぶ飲みするのが最高の幸せでした。思い起こしてみれば、選手権出場や、何のために練習しているのかなど全く考えずに日々練習していたように思います。

100911_football01取材中、休憩している生徒たちに目標のことを聞くと、みな同じように「選手権で優勝すること」と返事が返ってきました。彼らの話している表情はいたって真剣で、何か本当に実現するのではないかという強い気持ちが伝わってきました。山本先生の指導方針は毎年変わらず、最後は生徒たちが先生の伝えたことをどう受け止めるかという「自主性に任せている」というものです。学業で優等生だけではだめ、サッカーで学んだことをこれからの自分の生き方に生かしてほしいという先生の思いが生徒に伝わっているのでしょう。
2時間弱という短い時間でしたが、“今だからできること、今しかできないこと”に懸けるみんなのひたむきな気持ち、素直な気持ちを沢山聞かせてもらいました。私たちにも「もっとがんばれるよ」という励ましをもらったような気がします。
ありがとう、そして大きな目標に向けてがんばれサッカー班!