滋賀県立膳所高等学校

2019年01月16日

第1学年PTA研修会


8月25日(土)に大津にあるピアザホールで第1学年PTA研修会が開催され、173名が参加しました。

PTA会長と教頭先生の挨拶に続き、1年学年主任の先生と進路指導課長の先生のお話、そして関西医科大学附属病院総合診療科の西山順滋氏の講演を聴講しました。

学年主任の清水先生からは、2学期には京大講座や科学英語の申し込みがあること、2学期の終わりにはクラス別合唱コンクールもあり、膳所高生として本格的な活動が始まる等の説明がありました。また9月末には普通科の文理選択があるので、将来を見据えた積極的な選択をして欲しいとのお話がありました。

次に進路指導の牧先生から「今後の進路を考えるにあたって」のお話を伺いました。膳所高生は班活動、学校行事、勉強と忙しいが、大学入試が目標ではないので、勉強だけに集中させることなく、学校生活を大切にすることが大事とのお話がありました。現1年生が受験する時にはセンター試験が廃止されます。出題形式が変更された「大学入学共通テスト」が導入され、民間の英語検定が出願資格として採用されます。入試制度が変わることで多少の混乱はあるかもしれないが、試験内容には大きな変更はないと考えているので、「特に対策を変更する必要はなく、学校でしっかり勉強する」、そして生徒の力を信じて「最後まで諦めない」ことが大事とのことでした。

西山先生の講演では、思春期の子供たちとの上手な付き合い方についてのお話を伺いました。日本人には「自己肯定感が低い」、「自分を上手に認められない」子供が多いので、親は特に「失敗したときの相談相手」としての役割が求められるとのことでした。思春期の心身症にみられる症状には、朝起きられない「起立性調節障害」や「摂食障害」などがあり、そのような身体的側面の治療と同時に、心理的・社会的側面の症状の改善も必要であること、10代では人生経験が少ないので、親の体験談を聞くことで、その経験を参考にし、ストレスを溜めないように成長できる、とお話されていました。

また、心身症を予防するには「不規則な食事・睡眠不足・運動不足を避ける」、「一人で悩まない」ことを挙げられていました 心身症の改善には早期発見・早期対策が大事であり、子どものストレスが身体症状と関連していると気が付いた時には、学校と相談したり、心療内科を受診したりして、身体症状の改善と同時に心のケアをすることが重要だと知りました。社会的交流が多かった私たち親世代と、インターネットの普及で個人がより尊重されるようになった子供世代では文化が異なり、かみ合わないことも多いですが、10代の子供が必要としている大人の姿を理解できた有意義な講演でした。