滋賀県立膳所高等学校

2017年11月29日

[PTA]芸術鑑賞会に参加して

芸術鑑賞会

 9月14日、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール大ホールにて、膳所高校芸術鑑賞会「びわ湖ホール四大テノール」が開催され、保護者も特別公開の機会をいただきました。保護者106名が参加、子ども達と共にとても有意義な時間を過ごして参りました。
はじめに、ユーモアたっぷりのトークを交えてメンバーの皆さんの自己紹介が行われました。「びわ湖ホール四大テノール」は、びわ湖ホール声楽アンサンブルで活躍する4人のテノール歌手のみなさんによって結成されたユニットで、全国各地での公演のみならず、ラジオやテレビに出演するなど明るい歌声で日本各地を元気にすべく活動の幅を広げておられるそうです。平成28年度には、文化を通じて関西から日本を明るく元気にする事に貢献した団体として「関西元気文化圏賞 ニューパワー賞」を受賞されました。ちなみに、このとき共に受賞されたのが、バドミントンで活躍されているあの「高松ペア」だそうです。
今回の公演は「世界の歌」「日本の歌」「魅惑のオペラの世界」「おもしろ四大テノール」の4部構成になっていました。客演として3人の女性ソプラノ歌手も加わり、4人の男性テノール歌手と共に、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、そして日本語と、すばらしい歌声で奏でる多様なメロデイが、次々と深く心に響いてきました。
「世界の歌」では、四大テノールによる「ラ・ダンツァ」、続いて独唱による4曲、4人のテノールそれぞれの特徴的な美声を聴かせていただきました。「日本の歌」では、女声三重唱によるわらべうた「ほたるこい」、輪唱が創り出す幾重にも重なる歌声に聴き入りました。七五調の歌詞と西洋音楽のメロディーが融合した楽曲で知られる滝廉太郎の「荒城の月」は、ベートーヴェンのピアノソナタ「月光」 にのせて歌われました。和の月、洋の月が混ざりあったとても幻想的な響きは、どこか懐かしさを感じ、さらに4人のテノールによる「びわ湖周航の歌」では、自然の雄大さと安らぎを味合わうことができました。
次に、膳所高音楽班合唱部による「通りゃんせ」「44わのべにすずめ」の演奏が行われました。練習を重ねた8人の女子生徒が、最高の歌声を聴かせてくれました。その後、顧問の先生も飛び入りで参加され、出演者、合唱部員、先生、皆で「大地讃頌」をピアノ伴奏版で演奏され、とても感激しました。合唱部の生徒達にとっては、とても貴重な体験となったことでしょう。
 「魅惑のオペラの世界」では、カルメンになった演者が舞台を降り、客席の生徒達のすぐそばを歌いながら回ったり、先生が壇上へと引き上げられて一緒にポーズを取ったり、機械仕掛けの人形との恋物語「生垣には小鳥たち」では、ゼンマイが切れるまで歌う人形のゼンマイを巻く役柄で校長先生が舞台に登場されるなど、観客参加型の演出で楽しい時間を過ご すことができました。
最後の「おもしろ四大テノール」は、さらに観客をひきこむ演出を交えて演奏されました。長靴で手作りしたあひるを被って登場したボヘミア民謡の「気のいいあひる」、宮崎駿さんの「もののけ姫」、昭和50年代に大ヒットした「大都会」は、かつらを被って本人になりきっての演奏でした。フィナーレは、カンツォーネの中でも特に有名な1曲「オー・ソレ・ミオ」」、大きな拍手で、演者の皆さんに感動と感謝を伝えました。
全体を通して、作品に触れる観客の元気が出るようにという強い想いが伝わる演出となっており、とても楽しく元気になる体験をさせていただきました。 先生方や生徒達の笑顔もとても印象的で、今後も機会がありましたら是非とも参加したい行事であると実感いたしました。


公演終了後の音楽班合唱部を中心とした交流会