滋賀県立膳所高等学校

2016年09月11日

会長挨拶(平成28年度)

ご挨拶

父母教師の会 副会長 田中  彰

初夏の風物詩・湖風祭の盛況から、はや2ヶ月が過ぎようとしています。期間中の4日間には延べ2400人を超える皆様にご来校頂き、誠にありがとうございました。夏季休暇を経まして3年生は班活動引退と人生の新たな目標に向き合う時期を迎えています。2年生は学校の中核として、1年生は入学以降の環境変化にも慣れ、それぞれが自身の秋ステージを歩んでいる頃ではないでしょうか。
平素より会員の皆様におかれましては、PTA活動に並々ならぬご理解とご協力を賜り、役員を代表いたしまして御礼申し上げます。再来年に本校は創立120周年の節目を迎えますが、私たち父母教師の会・役員一同は改めて膳所高の伝統を感じながら日々を過ごしております。今後も皆様からのご意見を頂きながら、諸先輩方より引き継いだ素晴らしい環境をさらに整えるべく、一歩一歩ですが懸命に努めてまいる所存です。
さて本校の校歌には「ともに啓かむ我が智徳」との一節がございます。生徒達は日頃から、素晴らしい先生方に導いて頂き、仲間と共に勉学や班活動等に真剣に向き合いながら切磋琢磨をしています。今の時代は多方面において膨大な情報量と接することが不可避ですが、その各情報には不確実要素が非常に多く、皆様も混沌とした環境であると体感されていることでしょう。充分な準備をしたつもりでも期待通りの成果が出るとは限らず、私たちは偶有的な結果を受け入れる必要が生じます。生徒たちが社会に出る近未来には、不確実な環境下において都度ごとの判断がシビアに求められるのでしょうか。そこではマニュアル・定石のみで生き抜くことは困難であり、意図せざる結果を次の一手に織り込みながら新価値を創発する力が必要になると想像されます。よって生徒達には将来の日本をリードする人材としての土台を築くため、膳所高における3年間では先生方からは多くの知見を頂き、良き友と探求しあう習慣を身につけ、将来の夢に向かって可能な限りの試行錯誤を続けてほしいと願います。この姿こそが本学校歌の精神であり、校訓「遵義・力行」の精神が求めるところだと思います。
米国で活躍中のある日本人アスリートは「苦悩は・・・前進したいという意志があり、それを乗り越えられる人にしか現れない。苦悩とは前進だ。」と己に語りかけながら日々の努力をされているそうです。つまり生徒自身も更なる高みを目指すからこそ、苦悩に直面するのでしょうが、それを乗り越えて持続的な成長が出来る人材になって欲しいと心から願います。その際には私たち保護者も膳所高に全てをお任せするだけでなく、本校の教育について十分に理解し、学校側と相互に協力しながら生徒達の成長を見守ることが肝要です。PTAでは先生方と保護者の皆様を結び、お互いが意見交換をする場を積極的に設定したいと考えています。ぜひ会員の皆様には膳所高のコミュニティに前向きにご参加いただき、私たち役員にはPTA行事等の際に日頃感じたことを幅広く語って頂けますようお願いしまして、ご挨拶とさせていただきます。