滋賀県立膳所高等学校

2015年11月23日

[PTA]会員研修会参加報告

2015_PTAkaiinkensyu_001平成27年10月15日、さわやかな秋晴れの中、大津駅に集合し、バス2台に乗り込んで出発しました。参加者は教員4名、保護者89名の計93名でした。バスの中では自己紹介をして、会員同士の親睦が始まり和気藹々と会話が弾みました。

立命館大学茨木キャンパスに到着し、大教室で講演を伺いました。

熊谷秀之立命館大学入試広報課課長が、立命館大学の特徴と求める学生、就職まで保護者の立場をわかりやすくプロジェクターを使って話されました。

2015_ptakaiinnkensyu いきなり、「お子さんは服を脱ぎっぱなしで片付けをできない子ですか?言わないと何もできない子ですか?そんな子ではグローバル社会で生きていけません。就職は世界中の人との競争です。自分で考えて行動できない子が勝てますか?」

高校は自立の時です。大学へ行きたい理由を子どもが文系に行きたいのに、親が就職に有利だからと理系の学部にしろとか、言ってはいけません。やる気のない科に合格して、入学してすぐ、時間割を自分で作成する時に、自分で決められない。隣の子と同じにする。最近そういう子が増えています。それではやる気がなく途中でやめてしまう子になります。大学の授業の出席率9割です。ちゃんと単位をもらうために非常に忙しい学生生活を送ります。

今後重要だと考えられることは、経験したことない社会で、不安と対峙しそれを乗り越える力。様々な価値観・国籍等の仲間との協働、そして成果をあげるため、多様性、様々な経験への積極性、論理的コミュニケーション。世界的課題の関心、解決への使命感、当事者意識を持つ、自分だけよければよいのか。これらは特別な能力なのでしょうか?と考えてみてください。語学力も大事です。でも、それよりも大事なことです。

企業が求める人材は主体性、コミュニケーション力です。エントリーシートにあなたが情熱を注いだ学業をちゃんと書けるかどうかを見て、面接する人を選ぶ。つまり、この時点でほとんど落とされてしまう。会社の志望理由まで読んでもらえないことになります。内定をもらう子は何社ももらう。一社も内定をもらえない子との二極化が進んでいます。

大事なことは、学校生活から離れないこと。目標設定のためには、同じように悩む友人との交流。学校が用意する様々な学校行事での気づき。何か一つでもやり遂げる経験。卒業後も立ち返り、初心を思い出す場。大学も社会も組織で成り立っています。組織の中で自分を確立していかなければ、将来の自己実現も難しいということです。

立命館大学では関西出身が半分。全国から集まり、留学生も積極的に受け入れている。その中で国際交流をして欲しい。海外留学制度もあります。多くの膳所高生が受験します。3月最後まであきらめないそういう学生に入学して欲しいとのことでした。

親は子どもを信頼して、決定させる。自立させる。それがこれから受験する、社会で活躍する人間に育てることが大事です。肝に銘じていきたいものです。

終了後、5グループに分かれて、学生さんに校内を案内して頂きました。最新の設備、パソコン、コピー機、Wi-Fi設備、図書館、カフェ、コンビニ、学食、レストランなど充実した学舎でした。案内してくれた学生さんはしっかりと話せて、受け答えの出来る方で感心しました。

2015_ptakaiinnkensyu2 ホテル阪急エキスポパークにてランチバイキングを頂きました。おいしい料理に会員同士の交流も進み、満足できるひとときとなりました。

池田市に移動し、インスタントラーメン発明記念館で世界に一つだけのカップラーメンを作り、カップにデザインして、スープや具を選び、パックにする体験をしました。

帰りのバスでは、体育祭のマスゲームを鑑賞しました。

充実した研修を無事に終えることができました。来年以降も多くの方が参加していただけるように、会員からの意見もPTAにお寄せください。先生方にはお世話になりありがとうございました。