滋賀県立膳所高等学校

2015年11月10日

[PTA]湖西ブロック研修会参加報告

201509_ptakosei01平成27年9月19日(土)高島市安曇川公民館にて開かれました。秋晴れの快晴の中、11校の先生方とPTA役員代表が一堂に会しました。膳所高校からは7名が参加しました。

講演は「幸せって何だっけ~被虐待の淵を生き抜いて~」と題して島田妙子さんの話でした。島田さんは1972年生まれの43歳。現在、一般財団法人 児童虐待防止機構 理事長、株式会社イージェット 代表取締役CEOなどの肩書きを持ち、多数メディアに取り上げられています。

『4歳の頃両親の離婚により兄二人と児童養護施設に入所し、7歳の時、父の再婚で家庭に復帰しましたが、継母と実父による壮絶な虐待がはじまりました。中学生の時、身長130㎝で体重21キロと本人曰く「豆もやし」状態で、その時の先生の手助けにより、両親と引き離され養護施設へ入所したことにより虐待から逃れることができました。ご飯を食べられるようになり、身長も体重も増えました。201509_ptakosei02

それから1年半後実父が自殺。その前に「今までごめんな」と電話がありました。虐待したことを反省をしたなら、死なずにやり直す道を選んで欲しかったと。

15歳から社会で出て働きました。18歳の時、後に主人となる人と出会います。24歳年上の42歳。4年間のアタックの後、22歳で結婚。子ども3人に恵まれ幸せの家庭となるはずでした。祖父母が80歳になり、介護しなくてはいけないことになり、同居を始めます。子どもたちが小学生で育児や、食事の用意などに日々追われていました。3番目の息子はアスペルガー症候群の障害があり大変でした。

それから、心が一杯になり、心のコップがあふれ出す。心の大きさをコップで表します。人それぞれ、大きさは異なるが、しんどい、いらつく、反抗期の思いなどが心にだんだん貯まります。第一感情といい、まだコップはあふれていない状態。ここで解決したら良いが、そのまま放っておくと、第二感情としてある日突然爆発してしまう。それが、虐待の始まりになります。

祖父のアルツハイマー、認知症、徘徊。祖母の言葉のきつさに耐えられない。小学生の子どもたちにイライラがつのり、息子の口を一瞬ふさいでしまった。自分一人頑張っているのに、周りが助けてくれない。夫は話しも聞いてくれない。「してくれない病」になってしまいました。息子に虐待をしてしまった自分が情けなく、泣きました。泣いたら、教師に助けてもらったことを思い出し、生きている事に感謝して、「優しくなる」と自分に言い聞かせ。息子に「ごめんね」と謝りました。

周りが救いの手を差し伸べることが大事。自分ではどうしようも出来なくなる時があると。

その後、次兄が白血病で亡くなり、これを転機に「児童虐待の予防」にむけての自叙伝を執筆し、講演活動を行っています。』

虐待の話と聞いて、暗い話かと思っていましたが、島田さんはとても明るく話され、感謝の気持ちの大切さを感じました。現在、22歳、20歳、高校生の母として頑張っておられる姿に同じ母親として勇気づけられました。辛い時は頑張りすぎない。心のコップを自分で自覚して欲しいと思いました。

「今日も生きている。動ける。話せる。それだけでも素晴らしい人生」との言葉が、とても印象に残りました。虐待を止める活動にこれからもますますのご活躍をお祈りいたします。

興味のある方は、ブログ『くるくるミラクル幸せくるくる』(http://e-love-smile-e-jet.at.webry.info/)をご覧下さい。

講演後、大津高校、瀬田工業高校のPTA活動報告がありました。
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終了後、外に出たら、雲に虹が出る彩雲がありました。みなさんの幸せな気持ちが集まったような気がしました。島田さん本当にありがとうございました。

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