滋賀県立膳所高等学校

2015年04月10日

平成27年度入学式を挙行しました

4月8日(水)、平成27年度入学式を挙行しました。

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校長式辞

さわやかな春風と暖かい日差しに包まれて、万物が活力にあふれる季節となりました。
桜花爛漫の今日の佳き日、ここに滋賀県立膳所高等学校平成二十七年度入学式を挙行できますことは、本校にとって、この上もなく喜びとするところです。
ご来賓の膳所高校父母教師の会会長、鈴木 敬様、副会長、吉川 泉様には、ご多忙の中ご臨席を賜り、誠にありがとうございます。高い所からではありますが、厚くお礼申し上げます。
保護者の皆様、本当にたくさんのご出席、ありがとうございます。皆様の熱心さが、学校の支えでございます。
先ほど入学を許可しました四百四十名の皆さん、入学おめでとうございます。今日から皆さんは、第六十六期生として本校で学ぶことになりました。歴史と伝統ある膳所高校に入学された喜びはひとしおでありましょう。そして、これからの三年間の高校生活に、大きな期待を抱いていることと思います。この気持ちを忘れないでください。
それから、期待と同時に、今皆さんの心の中には、強い緊張感があると思います。それは、皆さんにとってたいへん大切なものだと思います。この緊張感こそが、高校生活で皆さんを大きく成長させてくれる元になるものだと思います。
喜びと期待を、前向きに大きく進み自分を表現していくためのエネルギーの源として、緊張感を、しっかりと前を見て自分のやりたいことを見つけるための思考力・判断力を育てる養分として、膳所高校の三年間で、人格形成と自己実現に取り組んでほしいと思います。
さて、本校は、明治三十一年、一八九八年の創立以来、百二十年にも及ぼうとする歴史の中で、常に滋賀県の学校教育をリードする役割を果たしつつ、社会に多くの素晴らしい人材を送り出し、発展を続けてまいりました。
皆さんの先輩には、世の中をよりよい方向に導いた政治家や、わが国の経済の発展を支えた企業人、重要な発見を数多く実現した科学者、たくさんの人の心に残る文学作品を表した作家、音楽などの芸術における日本のトップクラスの人々、さらには、芸能人から、プロスポーツ選手といった、実に、ありとあらゆる分野で、本当に秀でた人材がおられます。
膳所高校は、生徒が主体的に学び、活動し、自分がやりたいことを思いっきりできる学校であり、だからこそ、いろいろなところで、それぞれ活躍できる人が生まれてくるのだと思います。
このことは、膳所高校の校訓にもよく表されています。
本校の校訓は、
「遵義」、誠実な心で、真理と正義を追求し、人類の未来に貢献しよう。
「力行」、自主自律を尊び、心身を鍛え、高い理想に向かおう。
です。
「遵義力行」の精神を胸に、これからさまざまなことにチャレンジしてください。
ここで、本校で、今後皆さんが取り組むことになるであろう、いくつかのことを紹介しましょう。それは、湖の風と書く湖風祭という名の学園祭。仲間とともに研究して仮説を実証しプレゼンテーションをする探究的な学習。グアム島への修学旅行。先輩たちは、グアム大学で、研究成果を英語によりプレゼンテーションしました。それから、今後の皆さんの活動によって出会う可能性のあるものなのですが、京都大学や滋賀医科大学との連携により、最先端の研究を目の当たりにし、深く究められた学問を味わうチャンスがあります。また、体育系も文科系も熱心に活動している部活動は、本校では、班活動と呼んでいます。
みなさんが、自分の頭で考え、自分の心で自分を前に押し出し、自ら進んで行動する。そして、全力で何かに取り組む中で、よりよいものに到達するために、仲間と協力する。そういったことを、十分に実現していける学校、それが、膳所高校です。
だからこそ、膳所高校卒業後の進路はどうかということより、膳所高校で何をしたかということを誇りにできる三年間にしてほしいと思います。三年間の取り組みの中で自分のものにした価値観をもとに、進路を選択し、三年間で身につけた力で、目標を達成できるようにしてください。
ここで、皆さんの先輩の言葉を紹介しておきます。「私は、班活動を引退してから、毎日、授業以外の時間も朝から夜まで学校で勉強していました。学校で勉強していると、先生方が声をかけてくださったり、友人が頑張っている姿が見えたりします。そんな先生方や仲間の存在は、辛くなった時や不安になった時、いつも私を勇気づけてくれました。膳所高校は、共に夢に向かって高め合える仲間や、それを全力で支えてくださる先生方に出会える、本当に素敵な学校です。」という言葉です。
先輩の思い、いよいよこれから本格的に始まる高校生活に向けて、心に留めておいてください。
最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご入学、おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。大切なお子様を本校の生徒として、本日よりお預かりすることになりました。私ども教職員一同、全力をあげてお子様の教育に取り組む所存でございます。教育は、家庭と学校が連携してこそ実を結ぶものであります。どうか、本校の教育に温かいご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。お子様が、本校での三年間、充実した日々をすごされ、人として確かな成長を遂げられますことを祈念して式辞とします。

平成二十七年四月八日

          滋賀県立膳所高等学校長
草野 圭司