滋賀県立膳所高等学校

2014年04月09日

平成26年度入学式が行われました。

平成26年4月8日 本校体育館において、平成26年度の入学式が行われました。

普通科400名、理数科40名の計440名の新入生が、学校長より入学許可されました。

 

学校長式辞

さわやかな春風と暖かい日差しに包まれて、万物が活力にあふれる季節となりました。

桜花爛漫の今日の佳き日、ここに滋賀県立膳所高等学校平成二十六年度入学式を挙行できますことは、本校にとって、この上もなく喜びとするところです。

ご来賓の膳所高校父母教師の会副会長、木村 史子様、鈴木 敬様には、ご多忙の中ご臨席を賜り、誠にありがとうございます。高い所からではありますが、厚くお礼申し上げます。

ご出席いただきました保護者の皆様、お子様のご入学、おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

先ほど入学を許可しました440名の皆さん、入学おめでとうございます。今日から皆さんは、第65期生として本校で学ぶことになりました。歴史と伝統ある膳所高校に入学された喜びはひとしおでありましょう。そして、これからの三年間の高校生活に、大きな期待を抱いていることと思います。

この気持ちを忘れないでください。それから、もしかしたら、今皆さんの心の中には、少しだけ、これからのことに対する不安がありませんか。それは、あって、当たり前です。この不安こそが、高校生活で皆さんを大きく成長させてくれる元になるものだと思います。

喜びと期待を、前向きに大きく進んでいくためのエネルギーの源として、不安を、しっかりと前を見て自分のやりたいことを見つけるための判断力を育てる養分として、膳所高校の三年間で、人格形成と自己実現に取り組んでほしいと思います。

さて、本校は、明治31年、1898年の創立以来、120年にも及ぼうとする歴史の中で、常に滋賀県の学校教育をリードする役割を果たしつつ、社会に多くの素晴らしい人材を送り出し、発展を続けてまいりました。

皆さんの先輩には、世の中をよりよい方向に導いた政治家や、わが国の経済の発展を支えた企業人、重要な発見を数多く実現した科学者、たくさんの人の心に残る文学作品を表した作家、音楽などの芸術における日本のトップクラスの人々、さらには、芸能人から、プロスポーツ選手といった、実に、ありとあらゆる分野で、本当に秀でた人材がおられます。

膳所高校は、生徒が主体的に学び、活動し、自分がやりたいことを思いっきりできる学校であり、だからこそ、いろんなところで、それぞれ活躍できる人が生まれてくるのだと思います。

このことは、膳所高校の校訓にもよく表されています。

本校の校訓は、「遵義」、誠実な心で、真理と正義を追求し、人類の未来に貢献しよう。「力行」自主自立を尊び、心身を鍛え、高い理想に向かおう。「遵義」、「力行」の精神を胸に、これからさまざまなことにチャレンジしてください。

ここで、本校で、今後皆さんが取り組むことになるかもしれない、いくつかのことを紹介しましょう。それは、湖の風と書く湖風祭という名の学園祭。グァム島への海外修学旅行。総合的な学習の時間における問題解決学習やプレゼンテーション。それから、必ず全員というわけではなく、今後の皆さんの活動によって出会うことになるかもしれないものに、京都大学での公開講座、滋賀医科大学での基礎医学講座。イギリスでの海外研修。他の高校と連携してともに研究に取り組む機会もあります。また、体育系も文科系も熱心に活動している部活動は、本校では、班活動と呼んでいます。

みなさんが、自ら進んで行動し、自分の頭で考え、自分の心で自分を前に押し出し、そして、全力で何かに取り組む中で、よりよいものに到達するために、仲間と協力すること、そういったことを、十分に実現していける学校、それが、膳所高校です。

だからこそ、膳所高校卒業後の進路はどうかということより、膳所高校で何をしたかということを誇りにできる三年間にしてほしいと思います。三年間取り組んだことによって自分のものにした価値観をもとに、進路を選択し、三年間で身につけた力で、その目標を達成できるようにしてください。

ここで、皆さんの先輩の言葉を紹介しておきます。合格体験記の中で、ある先輩は、「私が最も強く伝えたいことは、今しかできないことを精一杯やってほしいということです。班活動や湖風祭に取り組んだり、自分の趣味に没頭したり、友達と遊んだり、人によって形は違うと思いますが、後悔しないように、やりたいことは思う存分やってほしいです。もちろん受験を見越して早くから計画的に勉強しておく方がよいのは言うまでもなく、それができれば素晴らしいと思います。」以下、略させてもらいますが、という言葉です。

先輩の思い、いよいよこれから本格的に始まる高校生活に向けて、心に留めておいてください。

最後になりましたが、保護者の皆様、大切なお子様を本校の生徒として、本日よりお預かりすることになりました。私ども教職員一同、全力をあげてお子様の教育に取り組む所存でございます。教育は、学校と家庭が連携してこそ実を結ぶものであります。どうか、本校の教育に温かいご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。お子様が、本校での三年間、充実した日々をすごされ、人として確かな成長を遂げられますことを祈念して式辞とします。

平成26年4月8日 滋賀県立膳所高等学校長  草野 圭司

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